商品紹介動画は、商品の特長や使い方を映像で伝え、購入前の比較・検討を助ける動画です。 作り始めるときは、まず「誰に、何を伝え、見た後に何をしてほしいか」を決めます。 使い方を見せるなら実物の操作映像、シリーズの違いを伝えるなら商品写真と説明文というように、目的から必要な素材を選ぶと構成を組みやすくなります。
この記事では、メーカーが公式に公開している実在の商品紹介動画4本の見せ方を比べます。 あわせて、NoLangで制作した7つの作例と、企画・素材準備・編集・費用の考え方を紹介します。 NoLangの「コーヒーブランドの世界観とラインナップ紹介」テンプレートを例に、動画の素材と構成、自社商品へ置き換える準備も説明します。
主に食品、化粧品、家電などの有形商品を扱います。 SaaSや店舗サービスそのものの紹介には、サービス紹介動画の作り方ガイドを参照してください。
商品紹介動画の種類と選び方
商品の何を判断してもらうかによって、映す対象が変わります。 次の4つから、今回の動画の中心となる目的を選びます。
| 種類 | 伝えること | 用意する素材 |
|---|---|---|
| 特長紹介 | 仕様、種類、選ぶ理由 | 商品写真、仕様表、説明文 |
| 使い方・実演 | 開封、組み立て、操作、手入れ | 実物の操作映像、手順書 |
| ブランドの世界観 | 利用場面、過ごし方 | 商品写真、利用シーン、紹介文 |
| 利用者の声 | 選んだ理由、使って分かったこと | 許諾を得た本人のコメントや映像 |
商品ページでは特長や使い方を、ブランドサイトやSNSでは利用場面や世界観を見せる、といった使い分けができます。 比較検討を助ける営業資料には、使用条件が分かる利用者の声も組み合わせられます。
例えば、ドリップバッグの種類を紹介するなら、パッケージと味の説明が中心です。 淹れ方を教えるなら、袋を開けてカップに掛ける手元や、湯を注ぐ順序を撮ります。 同じ商品でも、紹介する内容が変われば必要な撮影も変わります。
縦型・横型・正方形は、こうした目的とは別に選ぶ画面の形式です。 商品ページの掲載枠に合わせるのか、スマートフォンで縦に見る画面に合わせるのかを先に決め、文字や商品が収まる構図を用意します。 横型の完成動画を後から縦に切り抜く予定なら、画面端の商品や字幕が切れないかどうかも構成段階で確認します。
実在する商品紹介動画4本の見せ方
以下の4本は、各メーカーが公式YouTubeチャンネルで公開している商品紹介動画です。 NoLangで制作した動画ではありません。 映像の内容と公開状態は2026年9月30日に確認したもので、その後変わることがあります。 ここでは再生数や販売への効果ではなく、映像で確認できた構成と見せ方を比べます。
| 動画 | 伝える商品の特性 | 見せている根拠 | 構成 | 答えている購入前の疑問 |
|---|---|---|---|---|
| 象印 電気ケトル(CK-JA型) | 注ぎやすさ、置き場所、ほこりや転倒への備え | 手で持って注ぐ実演、注ぎ終えた後の内側、構造の名前 | 特長を1つ示すごとに、使うときの利点を実演で続ける | 毎日使うときに何が楽になるか |
| 花王 ピュオーラ 泡ハミガキ | 初回の準備と、毎回の使い方 | ボトルを回す・押す手元、泡を舌にのせて磨く人物の実演 | 初回の準備、避けたい操作、使う手順の順に字幕で説明する | 買った後にどう使えばよいか |
| GoPro HERO13 Black | 撮影できる場面、交換レンズ | 本体と交換レンズ、NDフィルターの外観、屋外や水中の映像 | 外観と機能名の後に、使用場面の映像が続く | どんな場面で使えるか |
| LOEWE コート | ブランドの雰囲気、着る人の姿 | 複数の人物が日常の中で着ている場面 | 説明の字幕を入れず、ロゴで始まり短い場面を重ねてロゴで終える | 誰が、どんな場面で着る服か |
象印 電気ケトル:特長ごとに実演し、使うときの利点を続ける
公開元: 象印マホービン 公式チャンネル「注ぎ切りやすい!電気ケトル(CK-JA)こだわり動画」/2026年8月公開/約1分/16:9
3色の本体と型番を見せた後、「本体外側が熱くなりにくい」「スムーズに注ぎ切れる」「蒸気が出ない」といった特長を1つずつ取り上げます。 特長には「本体二重構造」「フローアシスト構造」などの構造の名前を添えています。 続く場面では「だから!手を添えて注げる!」「だから!置き場所に困らない!」のような字幕で使うときの利点を示し、本体に手を添えて注ぐ、注ぎ終えた内側を見せる、本体を横に倒すといった実演で見せています。 特長によっては、条件を記した小さな注記を画面に添えています。 最後は色や形の異なる電気ケトルを「選べるラインアップ」として並べ、キャッチコピーで終わります。
自社で使う条件: 構造や仕組みに工夫があり、その効果を使う動作で見せられる商品に向く見せ方です。 構造の名前だけでは利点が伝わりにくいため、特長ごとに、使うときに何が変わるのかを1文にまとめ、それを示す実演の場面を用意します。 性能や安全に関わる表現は、条件と注記を商品資料で確認してから画面に入れます。
花王 ピュオーラ 泡ハミガキ:初回の準備から使う手順までを順に見せる
公開元: 花王公式チャンネル KaoJapan「花王 ピュオーラ 泡ハミガキの使い方 動画広告」/2025年10月公開/約53秒/16:9
商品と「使い方」の文字を見せた後、初めて使うときのボトルの準備から始まります。 ノズルの上部を90度回し、上下の三角マークを合わせる手元を映し、止まる位置を「カチッ!」という吹き出しで示しています。 続けて、ノズルを90度以上回す、振る、傾けるという避けたい操作を、3枚の写真に×印を付けて並べます。 後半は人物がボトルを押して泡を舌にのせ、「10秒ほどクチュクチュして」から歯を磨き、水で軽くすすぐまでを順に実演します。 泡の量の目安は、口の中のイラストと「500円玉大」の文字で補っています。 各場面の字幕は1つの操作を1文で説明し、最後は商品のパッケージと医薬部外品の表示で終わります。
自社で使う条件: 初めて使うときの準備が必要な商品や、間違えやすい操作がある商品に向く見せ方です。 取扱説明書やパッケージの手順を1場面1操作に分け、手元を大きく映して字幕で順に示します。 避けたい操作も、文章だけでなく写真や映像で示すと、避けるべき動作が具体的に伝わります。 手順や量の目安は、取扱説明書や表示と照合してから字幕にします。
GoPro HERO13 Black:使用場面の映像に機能名を重ねる
公開元: GoPro Japan「GoPro HERO13 Black、登場」/2024年9月公開/約1分40秒/16:9
前半は黒い背景に本体、交換用のレンズ、NDフィルターを映し、超広角やレンズの自動検出といった機能名を順に表示します。 機能名の合間には、屋外で撮影した短い映像も挟んでいます。 後半はスキー、ダイビング、サーフィン、自転車などの場面に切り替わり、手ブレ補正や防水性能といった機能名を、それぞれの場面の映像に重ねています。 終盤はスマートフォンへの転送画面を挟み、交換レンズをまとめたキットと商品名、ロゴで終わります。
自社で使う条件: カメラや調理器具のように、使う場面や使った結果が見た目で伝わる商品に向く見せ方です。 使用場面や結果として見せる映像・写真には、紹介する商品を実際に使った様子や仕上がりを撮影したものを使います。
LOEWE:説明を入れず、着る人と場面で雰囲気を伝える
公開元: LOEWE公式チャンネル「LOEWE | 境界を超えて。もっと自由に。」/2021年12月公開/約55秒/4:3
概要欄によると、2022年春夏プレコレクションのコートを題材にした映像です。 5人の出演者がそれぞれコートを着て、白い壁の部屋や倉庫街、ガラス張りの建物の前で座ったり歩いたりする場面が続きます。 画面に商品名や価格、素材の説明は表示されず、冒頭と最後にブランドのロゴだけが映ります。
自社で使う条件: 見た目や雰囲気が選ばれる理由になる商品に向く見せ方です。 映像では仕様を説明しないため、商品名や素材、価格を確かめられる商品ページや説明文を別に用意します。
4本から自社商品の見せ方を選ぶ
4本の見せ方は、それぞれが答えている購入前の疑問に沿って分けられます。 構造の工夫を使うときの利点として伝えるなら特長ごとの実演、使い方を覚えてもらうなら手順に沿った説明、使う場面が選ぶ決め手になるなら使用場面の映像、雰囲気で選ばれる商品なら人物と場面の描写を中心にします。 自社商品で最も確かめてもらいたい点を1つ決め、それを示せる素材を用意できるかどうかに応じて見せ方を選びます。
次の節で紹介する7つの作例は、特長を順に見せる動画や雰囲気を伝える動画を、手元の写真と説明文から作る際の参考になります。
見せ方の参考になる7つの商品紹介動画
以下はNoLangで制作したサンプルです。 「素材の準備例」は自社商品で作る場合の提案です。 コーヒーブランドのテンプレートでは、動画に使われている実素材も紹介しています。
美容液の特長を伝える横型動画
目的と形式: 商品の特長を整理して見せる/16:9/約35秒。
商品の写真に図解やアイコンを組み合わせ、特長と使い方を順に見せる構成です。 商品名を見せる場面と、説明を読んでもらう場面の配分を参考にできます。 自社商品で制作する場合は、承認済みの商品説明とパッケージ写真を用意し、成分名や使用方法をその情報に合わせます。
素材の準備例: 商品の正面写真、商品名、掲載可能な成分・使い方の説明。
NoLangで商品紹介動画を作る夜のスキンケアを題材にした横型動画
目的と形式: 利用場面から商品への関心をつなぐ/16:9/約45秒。
「夜のケア」という場面から商品を紹介するサンプルです。 背景や言葉のトーンを揃え、ブランドの雰囲気を伝える見せ方を参考にできます。 映像内の順位や使用後の変化は、サンプルの演出です。
素材の準備例: パッケージ写真、ブランド紹介文、確認済みの使用場面と商品説明。
このテンプレートで動画を作るイヤホンをニュース番組風に紹介する正方形動画
目的と形式: 新商品の特長を知らせる/1:1/約32秒。
キャスターが商品を紹介するニュース番組風のサンプルです。 画面上の商品と説明役を分け、仕様や告知情報を伝える構成の参考になります。 映像内の性能数値や特典は、サンプル上の設定です。 自社の告知では、測定条件や対象モデル、特典の実施条件を確認してから台詞に入れます。
素材の準備例: 商品写真、製品仕様表、発売日などをまとめた告知文。
このテンプレートで動画を作る菓子のラインナップを見せる横型動画
目的と形式: シリーズ全体を紹介する/16:9/約31秒。
複数の商品を次々に見せる、賑やかなトーンのサンプルです。 全種類を並べる場面と、個々の違いを伝える場面の使い分けを参考にできます。 自社商品に置き換えるときは、種類ごとの色・名前・説明が対応した素材を揃えます。
素材の準備例: 全種類の集合写真、各商品の写真、フレーバーごとの説明。
NoLangで商品紹介動画を作るコーヒーブランドの世界観を伝える横型動画
目的と形式: ブランドの雰囲気と商品の種類を紹介する/16:9/約46秒。
「コーヒーブランドの世界観とラインナップ紹介」は、落ち着いた背景と短い言葉でブランドを紹介し、後半で5種類の商品を並べるテンプレートです。 架空ブランド「こもれび珈琲」を題材にしています。 ナレーションは使わず、BGMに合わせて写真と文字を見せています。
ブランドの印象と商品一覧を一緒に伝えたいときに向いています。 素材の選び方と入力手順は、後半で詳しく説明します。
コーヒーの定期便を紹介する正方形動画
目的と形式: 定期便の選び方や特徴を伝える/1:1/約26秒。
コーヒーそのものに加え、継続して届けるサービスを紹介する応用例です。 最初に3つの特徴を示し、それぞれを写真で説明する構成を参考にできます。 定期便の説明では、商品の種類と、配送・契約に関する情報を分けて準備します。
素材の準備例: 商品写真、配送内容、申込み前に伝える条件。
このテンプレートで動画を作るモデルハウスを紹介する縦型動画
目的と形式: 物件への関心を見学につなぐ/9:16/約30秒。
室内の見せ方と、見学へ案内する構成の応用例です。 食品や家電の商品紹介とは対象が異なりますが、縦画面で写真と短い説明を組み合わせる際に参考になります。 実際の物件紹介では、対象物件の写真と、間取り・設備などの確認済み情報を使います。
素材の準備例: 対象物件の写真、間取り、設備情報、見学先の案内。
NoLangで紹介動画を作る制作前に揃える商品情報と素材
動画づくりに入る前に、商品について正しい情報を確認できる資料を1つ決めます。 商品名や内容量がカタログと旧ページで違っていると、どの情報を台本や字幕に採用すべきか判断できません。 最新版の商品資料を基準に、次の情報をまとめます。
| 項目 | 決めること・用意するもの | ドリップバッグなら |
|---|---|---|
| 見る人と掲載先 | 誰が、どこで見るか | 自宅用のコーヒーを選ぶ人/商品ページ |
| 伝える内容 | 見終えたときに覚えてほしいこと | 種類ごとの味わいを選べること |
| 商品の正しい情報 | 商品名、型番、種類、容量、必要な説明 | 商品名と種類ごとの味の説明 |
| 外観の基準 | 商品全体、ラベル、各種類が分かる画像 | 種類ごとの個別画像 |
| 動作の資料 | 動きや使用手順を見せる実写映像 | 淹れ方を紹介する場合の手元映像 |
| 見た後の行動 | 遷移先と画面・台詞の案内 | 商品詳細を確認する |
情報を全部読み上げる必要はありません。 例えば「好みに合わせて種類を選べる」と伝える動画なら、それぞれの違いを説明する情報を優先します。 ブランドの沿革や配送方法まで入れると、種類の違いを見せる時間が足りなくなります。
商品画像は、全体の形が分かるものと、伝えたい細部が見えるものを揃えます。 色違い・容量違いの写真には区別できる名前を付け、別の商品を取り違えないようにします。 使用前後の変化や機械の動作を説明する場合は、条件を揃えて撮影した実写映像も用意します。
商品紹介動画の作り方:企画から公開まで
1.目的と伝える内容を決める
視聴後の行動を、「商品詳細を見る」「種類を選ぶ」「使い方を理解する」など、1つに定めます。 その行動に必要な情報から台本を組み立てます。 購入前の人に見せる動画なら、専門用語や型番の説明だけで始めず、何に使う商品かが分かる画面を冒頭に置きます。
2.場面ごとの構成を作る
画面に映すもの、話すこと、確認する商品情報を表にします。 下表は、ドリップバッグのラインナップを紹介する場合の構成案です。
| 場面 | 映すものと確認事項 | 話す内容の案 |
|---|---|---|
| 冒頭 | 各商品のパッケージ。ブランド名と種類数を照合 | ブランド名と商品のラインナップを紹介 |
| 種類の紹介 | 個別画像。名前と説明の対応を照合 | 各商品の味や使う場面の違い |
| 選び方 | 各商品を並べる。説明を資料と照合 | 好みに合わせて選べること |
| 締め | 商品と短い案内。次に確認する場所を明示 | 好みの味わいを選んでもらう案内 |
この段階でナレーションを声に出して読み、説明の途中で画面が切り替わらないか確かめます。 短くする必要がある場合は、読み上げ速度を上げる前に、今回の目的に関係の薄い説明を削ります。
3.撮影する場面と手元素材で見せる場面を分ける
商品の外観や種類の紹介には、既存の商品写真を使えます。 一方、開封の手順、部品の取り付け、実際の動作を伝える場面では、実物を操作する様子を撮影します。 動作の順序や手元の位置を、映像で示すためです。
撮影時は、背景を整理して商品を見やすくし、ラベルへの反射や影を確認します。 同じシリーズを比較する写真は、向き・距離・明るさを揃えます。 実演では手で操作部分を隠していないか、作業の前後がつながっているかも撮影中に確認すると、撮り直す箇所をその場で判断できます。
4.画像・映像・台詞・字幕を組み合わせる
構成表に沿って素材を並べ、各商品の映像と、それを説明する音声のタイミングを揃えます。 字幕は長い文章を一度に表示せず、1画面で伝える内容を絞ります。 商品名や容量など、読み間違えると意味が変わる部分は表記を統一します。
音楽を付ける場合は、ナレーションを聞き取りやすい音量に調整します。 無音で見ても要点が分かるよう、商品名、種類の違い、最後の案内を画面にも文字で表示します。
5.掲載する画面で確認する
編集画面で確認した後、実際の商品ページやスマートフォンでも再生します。 字幕の大きさ、縦横の切れ、音声の聞き取りやすさ、最後の案内から移動する先を確認します。 商品の仕様に詳しい担当者にも、台本だけでなく完成動画を見てもらうと、画像と説明の取り違えを見つけやすくなります。
公開後は、再生数や視聴の継続状況と、商品詳細へのクリック・問い合わせなどの行動を分けて見ます。 冒頭で視聴者が離れる場合は、最初に見せる商品や説明を見直します。 視聴後のクリックが少ない場合は、最後の案内や遷移先を確認します。 どこを変更したかを残すと、更新後の結果と比較できます。
コーヒーテンプレートに合わせた素材の準備と使い方
以下の動画と商品素材を参考に、画像と指示文を準備します。 プロンプトは、この作例を参考にした入力例です。
コーヒーブランドの世界観とラインナップ紹介
添付した5種類の商品画像を使って、「こもれび珈琲」のブランド紹介動画を作ってください。窓辺でコーヒーを楽しむ場面から始め、商品の特徴や贈り物としての楽しみ方を紹介した後、5種類の商品を横一列に並べてください。商品名は各画像の下に表示してください。クリーム色の背景と茶系の文字を使い、写真のゆっくりしたズームや文字のフェードで落ち着いた雰囲気にしてください。ナレーションは入れず、穏やかなBGMと短いコピーで伝えてください。最後は「こもれび珈琲」のブランド名で締めてください。
このテンプレートは、ブランド名、商品のある時間、ラインナップ、締めの言葉という順に進みます。 画面の土台は、クリーム色の背景と茶系の文字です。 写真や切り抜き素材をその上に重ねることで、商品が変わっても落ち着いた雰囲気を保ちやすい構成になっています。
既存動画の素材と構成
動画は13場面で構成されています。 大きな文字だけで印象を伝える場面と、画像に短い説明を添える場面を交互に置いています。
| 場面 | 使われている素材 | 画面での見せ方 |
|---|---|---|
| 導入とブランド名 | 窓辺の写真、ブランド名 | 写真をゆっくり拡大し、文字を浮かび上がらせる |
| ブランドの特徴 | 商品単品の切り抜き、お湯を注ぐ写真、短いコピー | 左に商品や写真、右に説明を置く。色の帯で一部を強調 |
| 利用する場面 | コーヒーを楽しむ写真、ギフトセットの切り抜き | 朝の休憩や贈り物という場面を、写真と短文で伝える |
| ラインナップ | 皿に載った商品5点の切り抜き、種類名 | 5点を同じ高さで横一列に配置。画像の下に名前を表示 |
| 季節商品の案内と締め | 商品や植物の切り抜き、背景写真、ブランド名 | 画面の周囲に素材を配置し、中央のメッセージを目立たせる |
商品名やキャッチコピーは、画像の中に焼き込まれた文字とは別に配置されています。 5種類を並べる場面では、画像が丸く現れる演出を使っています。 ほかの場面には、文字が徐々に現れる動きや、写真を少しずつ拡大する動きがあります。
ラインナップは1商品につき1枚を用意する
既存動画の5種類は、1枚の集合写真ではなく、別々の画像5枚を横に並べています。 同じ見せ方を使うなら、まず紹介する5商品を1枚ずつ撮影し、商品名と画像が対応するファイル名を付けます。 この5枚は既存動画の構成に合わせた準備例で、テンプレートの必須添付枚数ではありません。
掲載素材は、袋を皿に載せ、その皿の外側を透過させたPNGです。 元画像の大きさは688×716〜790×810ピクセルで、縦横がほぼ同じです。 動画では5枚の高さを揃えて縮小し、横一列に並べています。
この形に合わせる場合は、商品と必要な小物を一緒に切り抜き、画像ごとに外側の余白を揃えます。 実素材は皿が画像の上下左右の端近くまで入っており、広い透明余白を付けていません。 余白が大きい画像だけを混ぜると、画像枠の高さを揃えても、その商品が小さく見えます。 撮影原本の解像度を保ち、商品が欠けない範囲で余白を整えると、並べたときの大きさを合わせやすくなります。
背景を透過させると、商品をテンプレートのクリーム色の背景へ自然に重ねられます。 通常の画像アップロードには背景を自動で除去する処理がないため、この見せ方を使う画像は透過PNGとして用意します。
商品単体の紹介と利用シーンは画像を分ける
種類を並べる5枚に加え、ブランドの特徴を伝える商品単品画像や、贈り物として見せるギフト画像があると、既存の構成に合わせやすくなります。 既存動画では、商品に合う説明を添え、片側を画像、もう片側を文字に使っています。
商品だけを背景に重ねる画像と、使う場面を見せる写真は分けて用意します。 例えば、袋の外観は切り抜き素材で見せ、湯を注ぐ様子や飲む時間は背景付きの写真で見せます。 写真を全面に使う場面ではゆっくり拡大するため、端ぎりぎりに商品名や重要な部分を置かない構図が向いています。
商品名と伝えたい内容を指示文にまとめる
紹介するブランド、商品名、各商品の特徴、最後に伝えたい言葉を入力欄にまとめます。 添付した画像をどの商品の説明に使うかも、ファイル名と一緒に指定します。
この節の冒頭にあるプロンプト例を基に、ブランド名と紹介内容を自社商品に置き換えます。
商品の種類や特徴は、実際に紹介したい内容に合わせます。 季節商品を扱わない場合は、その案内を残さず、ギフトセットや選び方など、自社に合う内容を指定します。
テンプレートを選んで画像と指示文を入力する
上の紹介パーツにある「このテンプレートで作る」を押すと、対象テンプレートの画面を開けます。 リンク先で「コーヒーブランドの世界観とラインナップ紹介」が参照動画として選ばれていることを確認します。 「追加設定・添付」から商品画像を添付し、入力欄に指示文を入力します。 横型16:9と日本語を選び、お手本の雰囲気を生かしたい場合は、維持したい背景色や文字のトーンも指示文に含めます。
テンプレートは構成の参考として使われるため、生成後は5商品の対応と画像の収まりを見直します。 必要に応じて編集画面で画像や文字を調整し、商品名やパッケージが見やすい状態に仕上げます。
公開前に確認する商品と文字、音声
商品情報が正しくても、映す画像と台詞の組み合わせによって別の商品を説明しているように見えることがあります。 完成動画を最初から最後まで再生し、次の点を照合します。
| 確認するもの | 見る・聴く箇所 | 違いがあったときの対応 |
|---|---|---|
| 商品の外観 | 形、色、ラベル、付属品、商品の数 | 正しい画像へ差し替える。動作を示す場面は実写素材と照合する |
| 商品の説明 | 商品名、種類、容量、価格、仕様と台詞・字幕の対応 | 最新の商品資料に合わせて修正し、映像内の表示も揃える |
| 字幕 | スマートフォンでの大きさ、背景との区別、表示時間、欠け | 文を短くする、位置を変える、表示時間を調整する |
| ナレーション | 商品名の発音、読み間違い、説明の速さ、末尾の切れ | 台詞や読みを直し、修正後の実音声を聴く |
| 音楽・効果音 | 声との重なり、場面転換での音量差、終わり方 | 音量やタイミングを調整し、動画全体でも聴き直す |
| 使用する素材 | 写真、音楽、ロゴ、人物の掲載条件 | 使用条件と掲載先を確認し、必要な許諾を揃える |
| 最後の案内 | 画面の文言、リンク先、購入・問い合わせの手順 | 公開先で実際にリンクを開き、案内と遷移先を合わせる |
AIで素材や動画を作る場合も、商品写真や仕様書を比較の基準にします。 商品名の表記を直すのか、素材を差し替えるのか、構成を見直して生成し直すのかを、問題がある箇所や原因に応じて決めます。 耐久性や動作性能、使用前後の効果を示す映像には、実物を条件に沿って撮影・測定した資料を使います。
商品紹介動画の制作費用と内製・外注の選び方
費用は撮影・素材・修正・納品条件で変わる
制作費を比べるときは、同じ長さの動画でも依頼する範囲を揃えます。 支給された写真を編集する動画と、企画・撮影・出演者の手配から依頼する動画では、見積もりに含まれる作業が異なります。
金額の一例として、制作会社Lumiiは自社の商品紹介動画の価格目安を、プロモーション用50万〜100万円程度、マニュアル用15万〜30万円程度と掲載しています(2026年9月13日確認)。 これは同社が掲載する目安で、商品紹介動画全体の平均額ではありません。 具体的な費用は、下表の条件を伝えて確認します。 出典:Lumii「商品紹介動画の制作」
| 費用を変える項目 | 確認する条件 |
|---|---|
| 企画・台本 | 商品の訴求整理から依頼するか、承認済みの構成を渡すか |
| 撮影 | 撮影日数、場所、商品点数、手元や使用場面の実演があるか |
| 画像・図解・CG | 既存素材を使うか、新たな画像や説明図を制作するか |
| 出演・ナレーション | 出演者の手配、収録、読みの指定、再収録を含むか |
| 修正 | 確認の回数、台本確定後の変更、追加撮影の扱い |
| 納品 | 長さ、縦横比、解像度、字幕、言語、納品本数 |
| 素材の利用 | 音楽や写真の使用料、広告など利用先の条件 |
社内で作る場合は、ツール代に加えて、資料の整理・撮影・編集・確認にかかる人の作業時間も見積もります。 既存の写真や承認済みの説明文を使うと、素材を新たに制作する手間を減らせます。 ただし、流用した写真が旧パッケージなら、動画の制作前に素材の更新が必要です。
内製と外注を選ぶ基準
商品情報を社内ですぐ確認でき、写真や説明文を用意できる場合は、内製から試しやすい条件が揃っています。 動画生成AIを使う場合も、素材の準備と完成動画の確認を担当する人を決めておきます。
撮影場所や出演者を手配したい、照明を使って商品の質感を作り込みたい、実演や複雑なCGを盛り込みたい場合は、その作業を扱える制作会社に相談します。 すべてを一括で依頼するほか、商品撮影だけを外注し、写真を使った種類別の紹介動画は社内で作る方法もあります。
見積もりを依頼するときは、商品、掲載先、参考動画、用意できる素材、納期、修正の担当者などの情報をまとめて伝えます。 制作期間もこれらの条件によって変わるため、初稿の提出日と、社内確認に使える日数を分けて決めます。
コーヒーのテンプレートから動画を作るNoLangの料金は、公式料金ページで確認できます。