動画生成AI「NoLang」多言語機能を全18言語へ大幅拡充 インバウンド動画を即時生成

日本語のPDF・PPTX資料やテキストからNoLangで多言語動画を生成する仕組みを示す概念図

この記事の要点

  1. 動画生成AI「NoLang」が多言語動画生成機能を全18言語に大幅拡充し、ボタンひとつでインバウンド向け動画を即時生成できるようになります。
  2. 日本語のPDF・PPTX資料やテキストを入力するだけで、英語・中国語・韓国語など多言語の高品質動画にワンクリックで変換可能です。
  3. 観光案内や飲食店メニュー、施設紹介などインバウンド対応に必要な動画コンテンツを内製化し、人手不足の現場負担を大幅軽減できます。
  4. 字幕・音声・AIアバター・BGMまで自動生成されるため、専門知識や翻訳スタッフを介さず短時間で多言語動画を量産できます。
  5. すでに観光・飲食・自治体での活用が進んでおり、訪日客への接客案内や旅行前の集客プロモーションに幅広く利用が広がっています。

日本発の動画生成AIサービス「NoLang(ノーラン)」を提供する株式会社Mavericks(本社:東京都文京区、代表者:奥野 将太)は飲食・宿泊業界や自治体・観光施設などのインバウンド向けの対応を支援するため、動画生成AI「NoLang(ノーラン)」の多言語機能を全18言語へ大幅に拡充いたしました。本アップデートでは、日本語で作成した動画をボタンひとつで瞬時に他言語へ変換・生成する新機能を実装。これにより、観光・飲食・宿泊事業者は、翻訳や専門的な動画編集スキルを要することなく、既存の資料から外国人旅行者向けの接客案内や旅マエのSNS用の動画などを即座に多言語化することが可能となります。人材不足に悩む現場での動画活用における業務の効率化と、インバウンド集客の最大化を強力に支援します。

NoLangを実際に使ってみる

インバウンド需要は過去最高も、言語の壁と観光客向けのSNS・動画発信の深刻な課題が浮き彫りに

近年、インバウンド需要は急速に回復・拡大しており、令和6年の訪日外客数は過去最高の3,687万人1を記録しました。この大きなビジネスチャンスを背景に、観光・飲食・宿泊業界では主に二つの課題に直面しています。

一つは、現場での多言語対応の遅れです。観光庁の調査では、訪日外国人旅行者の旅行中の困りごととして「施設スタッフとのコミュニケーションがとれない」(26.1%)、「多言語表示の少なさ・わかりにくさ」(21.8%)が上位に挙がり、困った場所としては「飲食店」(28.5%)が最多でした2。これらのデータは、現場での円滑なコミュニケーションや、わかりやすい多言語案内が依然として不足している実態を示しています。しかし、多くの施設や店舗では対応可能な人材の確保が追いつかず、採用・教育コストの増大が大きな負担となっています。

もう一つは、訪日前の広報・PRにおける課題です。最新の調査によれば、訪日前に役立った情報源として「SNS」(40.6%)や「動画サイト」(37.9%)が上位を占め、使用言語は「英語」(48.8%)が最多でした3。この結果は、情報収集の手段がテキストから動画やSNSへシフトしており、英語での情報発信がいかに重要かを示しています。しかし、英語の動画コンテンツ制作には、翻訳やナレーション手配などに多くの工数とコストがかかります。そのため、リソースが限られる事業者にとっては実施が難しく、大きな障壁となっているのが実情です。

動画生成AI「NoLang」の多言語対応機能と言語変換機能でインバウンド向けの動画作成を強力に支援

こうした課題を背景に、株式会社Mavericksは動画生成AI「NoLang(ノーラン)」の多言語機能を大幅に拡充いたしました。従来、「NoLang」では既存の社内資料(テキスト、PowerPoint、PDFなど)から英語のナレーション・字幕付き動画を自動生成する機能を提供してまいりましたが、今回のアップデートにより、英語以外の中国語、フィリピン語、ベトナム語などをはじめとする全18言語へ拡大しました。さらに、作成済みの動画をボタンひとつで、瞬時に他の言語へ変換・生成する新機能を追加いたしました。

これにより、動画作成スキルのない方でも、まずは日本語で訪日外国人向けの動画を作成し、その後ワンクリックで外国人材向けに多言語化するというフローが可能となり、誰でも簡単に高品質な多言語対応動画を作成できるようになりました。

【操作手順】

日本語で作成した動画は、以下の3ステップで簡単に他言語へ変換可能です。

  1. NoLangで作成した日本語動画の視聴画面を開き、「縦横比/言語を変換」ボタンを選択
  2. 設定画面にて、変換したい言語を選択(全18言語4から選択可能)
  3. 「生成」ボタンを押して完了(自動で選択言語の動画が生成されます)
能蘭市の観光紹介スライドが英語字幕付きの多言語動画に変換されたサンプル画面 サンプル動画はこちら

オリジナルキャラクターの活用でブランディングの統一および強化を実現

さらに、動画生成AI「NoLang」では、海外でも人気の高い日本のアニメ風アバターを起用した動画を手軽に作成できます。キャラクターの画像をアップロードするだけで、事業者独自のキャラクターアバターを即座に作成。人間のアバターだけでなく、動物や自社のマスコットキャラクター(IP)など、あらゆる素材を「動くアバター」として活用することが可能です。これにより、他社とは異なるオリジナリティ溢れる動画を、自社の資産を使って簡単に制作できるようになり、企業のブランドイメージ強化・統一化を実現します。

動画生成AI「NoLang」の具体的な活用シーン

飲食・宿泊施設

飲食・宿泊の現場では、既存の日本語メニューやサービス紹介資料を元にした動画を即座に生成可能です。作成した動画は、店頭のデジタルサイネージや客室内のタブレットなどで放映することで、おすすめメニューの魅力的な訴求や、施設利用ルールの円滑な伝達を実現します。

他にも、ホテルや旅館における「施設利用案内」や、飲食店での「メニュー紹介」といったテンプレートを活用することで、これまではスタッフが対面で説明しなければならなかった細かな情報を、AIアバターが代行します。例えば、タッチパネルや券売機での注文方法、客室設備の操作手順といった実務的な案内を、アバターを通じて24時間自動で提供することが可能です。これにより、英語対応可能な人材の採用難や配置コストといった課題を解決しつつ、外国人旅行者へのおもてなしの品質を均一化させることができます。

交通施設・観光施設・自治体

自治体や観光施設においては、観光案内パンフレット(PDFやpptx資料)を読み込ませるだけで、訴求力の高い英語PR動画への変換が可能です。NoLangには100種類を超える豊富なAIアバターが用意されており、地域のブランドイメージに合致したキャラクターを選択して、独自性の高い動画を作成できます。これらをSNSやWebサイトで発信することで、旅マエの外国人旅行者の認知獲得に大きく貢献します。

また、現地(旅ナカ)での受入環境整備としても高い効果を発揮します。例えば、駅での複雑な乗り換えや券売機の操作案内、あるいは寺社仏閣での参拝方法のレクチャーなど、テキストだけでは伝わりにくい情報を視覚的に分かりやすく解説できます。さらに、「桜の見頃はいつ?」「おすすめのローカルフードは?」といった、旅行者が抱く疑問に対してアバターが対話形式で答えるFAQ動画もテキストから自動生成できるため、海外ターゲット層のニーズにピンポイントで応える情報発信が実現します。

今後の展望

株式会社Mavericksは、今後「NoLang」の多言語対応をさらに強化し、他の主要言語への対応も順次拡大する予定です。AIの力で世界中の「言語の壁」を解消し、リアルタイム動画生成AI「NoLang」 をはじめとする先端的なAIプロダクトの開発を通じて、日本のインバウンド市場の活性化と、あらゆる企業のグローバルコミュニケーションに貢献していきます。

NoLangを実際に使ってみる

脚注

  1. 出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」

  2. 出典:観光庁『訪日外国人旅行者の受入環境整備における国内の多言語対応等に関する調査』

  3. 出典:観光庁『インバウンド消費動向調査 2024年7–9月期 報告書』

  4. 対応言語:英語/韓国語/中国語(簡体・繁体)/フィリピン語/ベトナム語/インドネシア語/タイ語/ネパール語/ヒンディー語/ベンガル語/スペイン語/フランス語/ポルトガル語/イタリア語/ドイツ語/ロシア語

よくある質問

対応している言語は何種類ですか?
今回のアップデートで全18言語に拡充され、英語・中国語・韓国語など主要なインバウンド対応言語をカバーしています。
多言語動画はどのように作成しますか?
日本語のPDF・PPTX資料やテキストを入力し、出力言語を選択するだけでAIが字幕・音声・アバターを含む動画を自動生成します。
どのような業界での活用が想定されていますか?
観光・飲食業界をはじめ、自治体や宿泊施設など、インバウンド対応や人手不足解消が必要な現場での活用が想定されています。

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