日本発、動画生成AI「NoLang(ノーラン)」を提供する株式会社Mavericks(本社:東京都文京区、代表者:代表取締役社長 奥野 将太)は、この度、NoLangの表示言語(UI)に新たに「Tiếng Việt(ベトナム語)」を追加しました。これにより、従来の「日本語」「English」「한국어(韓国語)」と合わせて計4言語体制となります。NoLangがすでに備えるベトナム語の台本生成、ナレーション音声合成、声調記号対応フォントによる字幕表示機能と組み合わさることで、操作画面から動画生成までをベトナム語だけで完結できる制作環境が初めて実現。ベトナム語ネイティブのクリエイターや日本企業のベトナム現地法人、外国人材を雇用する日本企業が、翻訳の手間や二重体制のコストをかけることなく、母語のまま高品質な動画を量産できるようになります。
約1億人の市場と在留63万人、伸びるベトナム語コンテンツ需要
ベトナムは約1億30万人の人口を抱え、2025年のGDP成長率目標を「8.0〜10%」に引き上げるなどASEAN屈指の成長を続けています1。日本国内でも、2024年末時点の在留ベトナム人数は約63万4,361人と中国に次ぐ第2位の規模となり2、訪日ベトナム人も2025年に約67万8,600人と過去最高を更新3。本国のEC市場規模も2025年に約310億ドル(約4兆9,000億円)規模まで拡大する見込みで4、ベトナム語で発信するコンテンツへのニーズはかつてない水準まで高まっています。
しかし、ハノイ・ホーチミンの現地法人でベトナム人スタッフが本社向けの製品紹介動画を作ろうとする場面や、現場のベトナム人リーダーが技能実習生向けの安全教育動画を母語で内製しようとする場面、在日ベトナム人クリエイターがコミュニティに向けて情報発信動画を届けようとする場面などでは、制作ツールのメニューやボタンが日本語や英語のままでは、ベトナム語ネイティブの担い手は「画面が読めない」という課題によって動画制作をすることが困難というのが実情です。結局は日本語が分かる担当者がツールを動かし、ベトナム語ネイティブは台本やナレーションだけを支援する二重体制を強いられ、本来現場で完結すべき制作プロセスが翻訳者との往復によって分断されてきました。
こうした言語の壁を本質から取り払う鍵となるのが、制作ツールのUI(操作画面)そのものをベトナム語ネイティブの母語に揃えることです。
NoLangのUIが「Tiếng Việt(ベトナム語)」に新対応
そのような課題を背景に、この度、動画生成AI「NoLang」の表示言語(UI)に、新たに「Tiếng Việt(ベトナム語)」が追加されました。これまで対応していた「日本語」「English」「한국어(韓国語)」の3言語に加え、4言語目の選択肢としてベトナム語が加わり、NoLangは計4言語体制となります。
言語の切り替え操作はとてもシンプルです。画面右上の地球儀アイコンをクリックするだけで、「English / 日本語 / 한국어 / Tiếng Việt」の中から自身が使いやすい言語を選べます。選択するとその場で表示言語が切り替わるため、ベトナム語を母語とするユーザーは、翻訳ツールや辞書を挟むことなく、NoLangにはじめて触れる瞬間から迷わず動画制作に着手できます。これまで「ツールの操作言語が分からないので一歩踏み出せなかった」というベトナム語ネイティブの方々にとっても、ハードルなく使い始められる環境が整いました。
操作画面から動画生成まで全てをベトナム語のまま完結可能に
今回のUIベトナム語対応における最大の価値は、NoLangが従来から備えていたベトナム語生成機能と組み合わさることで、「制作ツール(UI)」「台本」「ナレーション」「字幕」「フォント」のすべてがベトナム語で統一された、ベトナム語だけで完結する動画制作環境がはじめて成立する点にあります。
これにより、ベトナム語話者のユーザーは、ログインから動画の公開までの全工程を、日本語や英語を一切経由することなく母語のまま完結させられます。翻訳辞書を引いたり、メニューの意味をバイリンガル担当者に確認したりする手間から解放され、制作スピードの向上と翻訳コストの削減の双方に直結します。また、ベトナム本社のチームと日本法人がNoLangを共通ツールとして使う場合にも、それぞれのメンバーが自分の言語で同じ画面に向かえるため、グローバルチームでの共同制作がこれまでになくスムーズに進められます。
ベトナム現地法人から在日コミュニティまで、広がる活用シーン
UIのベトナム語対応によって、NoLangの活用可能性は一気に広がります。ベトナム国内の企業や個人クリエイターは、ベトナム語のままプロダクト紹介動画、社内研修動画、SNSショート動画を制作し、約1億人の自国市場やTikTok・Facebook・YouTubeといった主要プラットフォームへ発信できます。日本企業のベトナム向けマーケティング担当者にとっても、約67万人規模の訪日ベトナム人観光客や、2030年にASEAN第2位の規模に達すると見込まれる急成長のベトナムEC市場に向けて、観光PR動画、商品紹介動画、ブランドストーリー動画をベトナム語で量産できる環境が整いました。
日本企業のベトナム進出・現地法人運営の場面でも、ハノイやホーチミンなどの現地拠点における従業員教育、社内通達、製品マニュアル動画を、日本本社が主導しつつも現地スタッフ自身がベトナム語で編集・改修できます。これまで翻訳会社や日本側バイリンガル人材に依存していたワークフローを、現場主導へと転換できる点は大きなメリットです。また、在日ベトナム人コミュニティに向けた情報発信という文脈においても、約63万人の在留ベトナム人(国籍別第2位)に向けた行政手続き案内、生活情報、防災情報などを、自治体や支援団体がベトナム語動画として直接届けられます。
外国人材を雇用する日本企業の社内研修においても活用可能性は大きく広がります。日本で働くベトナム人労働者は約51万8,000人(外国人労働者全体の25.3%)にのぼり国籍別で第1位を占めるなか、安全教育・業務マニュアル・コンプライアンス研修などをベトナム語動画として内製化できれば、労災リスクの低減や業務習熟スピードの向上にも直結します。自治体・観光協会のインバウンド対応では、ベトナム人観光客向けの観光案内動画や施設紹介、多言語情報発信を、現地スタッフや在住ベトナム人スタッフが自身の言語で作成可能となります。加えて、教育機関・日本語学校においては、ベトナム人留学生・技能実習生向けの学習コンテンツ、学校案内、生活オリエンテーション動画をベトナム語で制作する手段として有用です。さらに、ASEAN展開を視野に入れる企業にとっても、ベトナム語はASEAN地域における主要言語のひとつであり、東南アジア展開の第一歩としてベトナム語コンテンツを内製化したい企業にとって有力な選択肢となります。
今後の展望
今回のアップデートにより、NoLangは日本語・英語・韓国語・ベトナム語の4言語体制へと進化しました。Mavericksは今後もグローバル展開戦略の一環として、対応言語の拡充を継続的に進めてまいります。
脚注
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Worldometer「ベトナムの人口(2025年)」/VIETJOベトナムニュース「ベトナム政府、2025年GDP成長率目標を8%以上に引き上げ」 ↩
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出入国在留管理庁「令和6年末現在における在留外国人数について」(2024年末時点 ↩
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JNTO日本政府観光局「訪日外客数統計」/訪日ラボ「2025年訪日ベトナム人統計」 ↩
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VIETJOベトナムニュース「2025年ベトナムEC市場規模」/JETROビジネス短信「ベトナムEC市場動向」 ↩