身元保証サービス「リライオン」を運営する、株式会社パートクローズに勤める、雅さん。
彼は今、日本発の動画生成AI「NoLang(ノーラン)」を活用した動画制作によって、介護業界の情報発信と自社サービスの認知拡大を目指しています。日々、YouTube・TikTok・X・Instagramの4つのSNSを横断しながら、たくさんの動画を制作・発信しています。
そんな雅さんが動画制作を続ける中で見つけたのは、SNSでの再生数だけでは測れない、営業現場での思わぬ効果でした。
今回は、雅さんのNoLangの活用法や、介護業界ならではの動画の力についてお話を伺いました。
NoLangを使いはじめたきっかけ
― 雅さんがNoLangを使い始めたきっかけを教えていただけますか。
そもそも介護業界のことって、世の中にあまり知られていないんですよね。それで、うちの会社のサービス「リライオン」の宣伝も兼ねて、YouTubeチャンネルを立ち上げました。
そのYouTubeチャンネルで投稿する動画を作成するために、NoLangを使い始めたんです。
あとは、プライベートでもショート動画を量産できたらいいなとも思っていましたね。
― 動画はどのようにして作られているのでしょうか。
まず、NoLangの機能として便利だなと思ったのが、
ニュース記事をネットから拾ってきて、それを動画にできるところなんですよね。
ただ、記事をそのまま載せるのはちょっと良くないなと思うので、まずChatGPTと壁打ちをして台本を作ってるんです。「1分ぐらいで記事を解説できるような動画の台本を作って」って。
さらに追加でChatGPTには「NoLangにそのまま載せられる内容にしてください」っていつも言っていて、大体それっぽく作ってきてくれますね。
で、それをそのままNoLangにプロンプトとして入れて、1分以内に収まるように動画を作成するっていう感じです。
時々ちょっと動画の中身が足りてるかなってなる時はあるんですけど、大体はそんな感じでやっています。
▼実際に雅さんがYouTube Shortsで投稿されている動画はこちら
― 雅さんは最初からこの方法で動画を作成されていたのですか。
いえ、最初の月は本当にテスト期間で、色々な動画を適当に作らせてもらっていました。アバターを使ってみたり、自分の声を録音してAIに喋らせてみたり。
一応、テンプレート機能っていうのがNoLangにあったので、それを使わせてもらって、何種類かの動画の作成を試したりしていましたね。

いろいろテストをしてみて、結局今の使い方でとりあえず落ち着いてるかなっていう感じです。
4つのSNSをまとめて運用
― なるほど。最初に色々テストしたのですね。ちなみに、今NoLangで作られた動画はどのSNSに投稿されているのでしょうか。
今は一応YouTube、TikTok、X、Instagramの4つのSNSですね。 ただ、3つも4つも同時にSNSを動かすのって結構大変で。
ちゃんと毎日投稿できているのはとりあえずYouTubeだけ、あとはちょっと気が向いた時にポンポン上げていくみたいな感じです。
― 4つもSNSを運用されているのですね。それらを運用される中で気づいたことなどはありましたか。
これは謎なんですけど、YouTubeはパソコンから上げた方が再生数が伸びるんですよ。逆に携帯からあげたやつは全く再生されなくて。
で、TikTokとかInstagramは逆に携帯から上げた方が伸びがいいんです。
だから今すごいめんどくさくて(笑)。 パソコンで全部一気に上げられたら楽なんですけど、今はプラットフォームごとに端末を変えてアップしています。
直感的に操作しやすいUI
― 他の動画作成ツールも試されたりしましたか。
そうですね、Vrewさんは今もたまに使う時はありますね。結構無料で使えていて。ただ、あっちはどちらかというと元々できた動画を編集する機能が充実しているのかなと。
テキストからAI動画を生成する機能はVrewにもあるんですけど、個人的に見やすさはNoLangの方が良かったから、NoLangにしたっていう感じです。
やはり最初に使ってみて、直感的に操作がしやすいなと思いましたね。素人でも触りやすいというか、パソコンにあんまり慣れてない人でも触りやすい。
本当に小学生ぐらいの子が直感的に操作して動画が生成できるのが理想だと思うんですけど、NoLangはかなりそれに近いと感じています。

― 雅さんがNoLangの機能で特に良いなと思ったものはありますか。
1番いいなと思ったのが、ウェブサイトをそのまま動画にできる「Chrome拡張機能」ですね。
元々は介護業界のニュース記事とか、厚生労働省のガイドブックとかを読み込ませて動画にできないかなと思って使わせてもらったんです。あれはめちゃくちゃ楽だったなと思います。

ただ、結局著作権の問題があるじゃんって話になって(笑)。収益化するには、記事をそのまま使うのは著作権に触れるので。
それでYouTubeで投稿する動画ではちょっと使えないなっていう感じになって、今はあまり使っていないですね。
だから結局、ChatGPTに一回記事の内容を入れて、それから台本を生成して、っていう今のやり方に落ち着いてるんです。
営業での意外な効果
― NoLangで動画を作り始めて、何か効果を感じたことはありますか。
SNSに投稿した会社の広告用の動画としては、まだ特にこれという効果はないんですけど、営業させていただいた時に使ったのが結構良かったんですよね。
介護保険についてあまり知らない方が多いので、「介護保険のできることできないこと」っていう動画を作らせてもらって。
で、それをお客様に説明する時に「うちYouTubeやってるんで」って言って、作成した動画を資料として見てもらうっていう使い方をしています。
▼「介護保険のできることできないこと」の動画はこちら
― とてもいい使い方ですね。動画を見た方の反応はどんな感じでしたか。
「説明のために動画を作ってきたんですよ」って言うと、「私のために?」みたいな反応になるんですよね。本当はもう40秒で作ってるんですけどね(笑)。
お年寄りの方に説明する時に「動画作ってきたんですよ」って言うと、「ああ、動画をわざわざですか」みたいな反応をしてくれるんです。なので、かなりいい効果は出てるんじゃないかなと思います。
お年寄りの方は、動画を作ってきましたよっていうと、特にそういう反応になるんだろうなって思います。
― すごい。動画にはそんな効果もあるのですね。その後、さらに動画の活用の方法が広がったりしましたか。
事前に質問をもらっていて、「こういうのが気になるよ」って言われたら、それをChatGPTに投げるんですよ。
「こういう内容で質問が来てるんだけど、分かりやすく台本作ってくれんか」って。で、結構分かりやすく作ってくれるんですよね。
それを「NoLangの動画用にちょっとアレンジしてよ」ってやるといい感じに変えてくれるので、そのまま作成した台本をNoLangにポンって投げて入れてるだけで動画が作成できるんです。
作成した動画をYouTubeに上げることで、「うちのチャンネルだったらいつも動画を見れますんで」ってYouTubeのチャンネルを案内できますし、最近は、逆に質問をもらった方がネタになるから「どんどんネタちょうだい」って言ってます(笑)。
そこら辺はNoLangの動画生成に大変助けていただいてるかなって思いますね。
― この度は貴重なお話をたくさんありがとうございました。今後ともNoLangで動画を作成していただけるよう開発を進めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします!
【編集後記】
本当は40秒という短時間で動画を作っているにも関わらず、その動画を見た相手にとっては「私のために作ってくれた動画」になる。このギャップこそが、雅さんの動画活用の面白さだなとインタビューを通して感じました。
AIで手軽に作れるからこそ、一人ひとりの疑問に合わせた動画をすぐに用意できる。手軽に作れるからこそ、目の前の相手に丁寧に向き合うことができる。
今回のお話を通じて、動画×AIの可能性はまだまだ広がっていくのだろうなと改めて実感することができました。
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