動画生成AIはどれがおすすめ?目的・手元の素材・スマホかPCかで選ぶ基準と実例

この記事の要点

  1. 動画生成AIが作るものは、1つの場面が動く数秒から十数秒の「短い映像」と、ナレーションや字幕で内容を伝える「説明する動画」に分かれます。おすすめは、どちらを作りたいかで変わります。
  2. 手元にあるのが文章・写真・資料・台本・撮った動画のどれかで、向く作り方と、入力する前に整えることが決まります。
  3. 写真から作るときは、写真を動かして短い映像にするか、写真を場面に並べて説明の動画にするかで準備が変わります。写真1枚から見せる部分を切り替えて作った新商品紹介のショート動画を、入力した写真とあわせて掲載しています。
  4. スマホのブラウザでも生成を始められます。無料で試す前に、作れる回数と長さ、透かし、商用利用の条件、保存期間を料金ページと利用規約で確かめます。
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「動画生成AI おすすめ」で調べると、ツールのランキングがいくつも見つかります。 読み比べると、同じツールでも記事によって順位が大きく違うことに気づきます。 映像のきれいさを重視する記事もあれば、無料で作れる本数を優先する記事もあり、並べる基準が記事ごとに違うからです。

自分に合うものを選ぶには、ランキングを見る前に、自分の条件を決めておく必要があります。 決めることは次の3つです。

  • 何を作りたいか:数秒の映像か、内容を伝える説明の動画か
  • 手元に何があるか:文章、写真、資料、台本、撮った動画
  • どの端末で作るか:スマホだけで作るか、PCも使えるか

この記事では、この3つの順に選び方を説明します。 写真1枚から新商品紹介のショート動画を作った実例を、入力した写真とあわせて掲載しています。 最後に、無料で試す前に確かめることと、候補を試して比べる手順をまとめます。

作りたいのは「短い映像」か「説明する動画」か

動画生成AIと呼ばれるものは、作る動画によって大きく2つに分かれます。 1つは、文章や写真から、1つの場面が動く短い映像を作るものです。 もう1つは、伝えたい内容から、ナレーションや字幕の入った説明の動画を作るものです。

動画生成AIが作る2種類の動画
項目短い映像説明する動画
長さ1回の生成で数秒から十数秒が中心数十秒から数分
中身1つの場面で、被写体やカメラが動く複数の場面を順に見せ、ナレーション・字幕・文字で伝える
入力映像の様子を書いた文章、動かしたい写真伝えたい内容、台本、資料、写真
向く用途SNS動画の冒頭、商品のイメージ映像、場面のつなぎ商品やサービスの紹介、社内の説明、手順の案内
確認点形の崩れ、動きの自然さ、元の写真との違い内容の正確さ、説明の順序、音声と文字の一致

ランキング記事で上位に並ぶツールの多くは、短い映像を作るものです。 映像の質感や動きの自然さで比べられているのはそのためです。

ただ、商品の特徴を伝えたい、社内の手順を説明したいという目的なら、短い映像だけでは足りません。 何をどの順に見せ、どんな言葉で伝えるかまで組み立てる必要があります。 短い映像は、説明する動画の冒頭や場面のつなぎに組み込んで使えます。

手元の素材から作り方を選ぶ

次に、手元にある素材を確かめます。 同じ「商品を紹介する動画」でも、商品写真から作るか、商品資料のPDFから作るか、話す内容を書いた台本から作るかで、入力のしかたも、入力前に整えておくことも変わります。

手元の素材と作り方
素材向く作り方できる動画の例入力する前に整えること
文章作りたい動画の内容を文章で伝える風景や動作の短い映像、テーマを伝える説明の動画短い映像なら被写体・動き・カメラ、説明の動画なら伝えたい内容と見る人
写真写真やイラストを動かす、場面に並べる商品が動くイメージ映像、写真を順に見せる紹介動画主題の写り方、解像度、縦横比、写っているものの権利
資料PDFやスライドから作るページ順に解説する動画、要点だけをまとめた動画ページの順序、1ページの文字量、スライドのノート
台本台本をそのまま読み上げさせる一人で語る動画、複数人の掛け合い文の区切り、固有名詞や数字の読み
動画撮った動画や録音を、文字起こしや切り抜きに使う字幕付きの動画、切り抜き、要点のダイジェスト話している内容、話者の数、使う区間

NoLangでは、作り始めるときに素材の種類を選べます。 「どうやって作りますか?」の一覧で、「資料から」「台本から」「動画から」「音声から」「画像から」と素材ごとに入口が分かれています。

NoLangの「どうやって作りますか?」の一覧。資料から・台本から・動画から・音声から・画像からと、AIクリップ生成を赤枠で示している

「画像から」は、写真を1枚ずつ場面に入れて説明の動画にする入口です。 写真そのものを動かす短い映像は、同じ一覧の「AIクリップ生成」で作ります。 文章・資料・台本から作る手順は、AI動画の作り方で実例とともに説明しています。 素材ごとの作り方の一覧と作例は、動画生成AIのページで見られます。

写真から動画を作るときに決めること

「画像から動画を作りたい」という場合も、写真そのものを動かして短い映像にするのか、写真を場面に並べて説明の動画にするのかで、決めておくことが違います。

写真を動かして短い映像にする

生成を始める前に、次の3つを決めておきます。

  • 元の写真:主題がはっきり写っていて、動かしたい部分が写真の中に収まっているものを選びます。写真に写っていない部分は、AIが補って描くことになります。カメラを横に振る、後ろへ引くといった動きを付けると、写真の外側が描き足され、元の写真にない物が現れることがあります。
  • 動きの指示:何が、どう動くかを「湯気がゆっくり立ちのぼる」「カメラが少しずつ近づく」のように短く書きます。動きを一度にたくさん書くと、出来上がりを見たときに、どの指示がどう効いたのかを見分けにくくなります。1回の生成では1つか2つの動きに絞り、足りない動きは次の生成で足します。
  • 長さと縦横比:映像の使い道から決めます。スマホの縦型動画に入れるなら9:16、横長の動画に入れるなら16:9を選びます。説明の動画の冒頭に置くなら、長さは数秒で足ります。

NoLangのAIクリップ生成では、生成指示を書き、「+」から写真を添付して、アスペクト比と動画の長さを選びます。

NoLangのAIクリップ生成の画面。生成指示の入力欄と、アスペクト比・動画の長さの選択を赤枠で示している

作ったクリップは「NoLangで使う」から、動画の編集画面で場面の画像や動画と差し替えたり、そのクリップを使って新しい動画を生成したりできます。 動きの指示の書き方と、同じ写真で指示を変えたときの違いは、写真をAIで動かす方法で詳しく紹介しています。

写真を場面に並べて説明の動画にする

写真が1枚しかなくても、どこを見せるかを変えれば、いくつもの場面を作れます。 商品写真なら、全体、色、表面の質感、持ち手のような形の特徴を、場面ごとに切り出して見せられます。

このとき決めておくのは、場面ごとに伝える特徴と、その順序です。 1つの場面で伝える特徴を1つにすると、画面の文字とナレーションも短くまとまります。 切り出した部分を画面いっぱいに映すことになるので、元の写真は、細部まではっきり写った解像度の高いものを使います。

次の実例は、この方法で写真1枚から作った動画です。

実例:写真1枚から作った新商品紹介のショート動画

ミントグリーンの陶器のマグカップを、新商品として紹介する縦型の動画です。 素材は、木のカウンターに置いたマグカップの写真1枚だけです。 この写真から見せる部分を切り替えて約19秒・6つの場面を作り、場面ごとに短いナレーションと文字を付けています。

写真1枚で伝える新商品紹介

この商品写真で、新しい陶器のマグカップを紹介する縦型のショート動画に。

このテンプレートで作る

1枚の写真のどこを、どの順に見せたかは次のとおりです。

写真1枚から作った6つの場面
場面写真のどこを見せるかナレーション
1カウンターに置いたカップ全体この色に、ひと息。
2カップの胴の色淡いミント。
3表面の細かな斑点近づくと、細かな斑点。
4持ち手まるい持ち手に、やわらかな曲線。
5後ろの棚まで入る構図いつもの一杯を、好きな景色に。
6カップ全体と商品名陶器のマグカップ、新登場。

最初と最後の場面で写真の全体を見せ、間の4つの場面では、色、斑点、持ち手、後ろの棚まで入る構図と、見せる部分を1つずつ変えています。 写真そのものはAIで動かしていませんが、場面ごとに写真をゆっくり拡大したり縮小したりしているので、画面は止まって見えません。 ナレーションはどの場面も短い1文で、そのとき映っている部分についてだけ話しています。 画面の見出しはナレーションとほぼ同じ言葉で、場面によってはその下に短い一言を添えています。

「このテンプレートで作る」を押すと、この動画をお手本にして、自分の商品の動画を作り始められます。

スマホで作るときの流れ

スマホで動画生成AIを使う方法は、専用のアプリを入れるか、ブラウザでWebサービスを開くかのどちらかです。 スマホで使うサービスを選ぶときは、次の点も確かめておきます。

  • 縦型(9:16)で作れるか
  • スマホで撮った写真を、そのまま素材として添付できるか
  • 作った動画がどこに保存され、PCからも開けるか

NoLangはスマホのブラウザから使えます。 スマホで作った動画は、同じアカウントでログインしたPCからも開けます。

  1. スマホのブラウザでNoLangを開き、ログインします。
  2. ホームの下にある入力欄に作りたい動画の内容を書いて送信します。縦横比と長さは入力欄の中で選べます。写真や資料から作るときは、右上の「作成」から作り方を選びます。
  3. 生成が終わったら、スマホで再生して、内容と画面の文字を確かめます。
  4. 文字や場面を直す作業と、動画ファイルのダウンロードは、PCのブラウザで編集画面を開いて行います。

縦型の動画なら、見る人と同じスマホの画面で、文字の大きさや読みやすさをその場で確かめられます。

無料で試す前に確かめること

無料で使える範囲はサービスごとに違い、よく変わります。 比較記事の数字は書かれた時点のもので、同じサービスでも記事によって違う数字が載っていることがあります。 試す前に、そのサービスの料金ページと利用規約で、次の項目を確かめます。

無料で試す前に確かめる項目
項目確かめること確かめる先
回数と長さ何本・何秒まで作れるか、回数が毎月戻るか、使い切りか料金ページ
透かしダウンロードした動画に透かしやロゴが入るか料金ページ、作った動画
商用利用仕事やSNSの収益化に使えるか、クレジット表記が要るか利用規約、FAQ
保存期間作った動画をいつまで見られるか、編集できるか料金ページ、FAQ
日本語日本語で指示できるか、文字と読み上げが正しく出るか試しに作った1本の動画
素材の扱いアップロードした写真や資料が、どこに保存され、何に使われるか規約、プライバシーポリシー
素材の権利人物、他社のロゴ、キャラクターが写った写真を素材にしてよいか写真の撮影者や権利者

NoLangの無料プランの条件と商用利用については、記事末のよくある質問にまとめています。

候補を試して比べる手順

候補を2つか3つに絞ったら、同じ条件で1本ずつ作って比べます。 ランキングの評価は、書いた人の題材で作った結果です。 自分の題材で作ったときに同じ結果になるとは限りません。

  1. 同じ素材と同じ指示を用意する:写真から作るなら同じ写真、文章から作るなら同じ文を使います。指示は1〜2文にします。
  2. 長さと縦横比をそろえて生成する:条件が違うと、出来上がりの差がツールの差なのか設定の差なのか分からなくなります。
  3. 同じ観点で見比べる:下の表の5つの観点で見ます。
  4. 使う場面に照らして決める:SNSの冒頭に入れる数秒の映像なら見た目と動きを、説明する動画なら内容の正確さと直しやすさを重視します。
見比べる観点
観点見ること
指示の反映書いた動き・場面・順序が出ているか
形の崩れ手、文字、商品の形が途中で変わっていないか
日本語画面の文字が正しいか、読み上げが自然か
直しやすさ一部だけ直せるか、作り直しになるか
書き出し使いたい形式と縦横比でダウンロードできるか

仕事で使う動画を社内で作り続けるなら、NoLangを使う方法もあります。 文章や台本、PDFやPowerPointの資料から、ナレーションと字幕の付いた動画を作れます。 会社での使い方はお問い合わせから相談でき、詳しい資料は下のボタンから請求できます。

資料をダウンロード

よくある質問

NoLangは無料で試せますか?
無料プラン(Free)では、動画の生成を3回まで試せます。無料プランでダウンロードした動画には最後にNoLangのロゴが入り、作成から2週間を過ぎた動画は視聴・編集・ダウンロードができなくなります。最新の条件は料金ページで確認してください。
スマホだけで動画を作れますか?
スマホのブラウザでNoLangにログインすれば、ホームから動画を生成し、できた動画を再生できます。生成した動画の編集と、動画ファイルのダウンロードは、PCのブラウザで行います。
作った動画は商用利用できますか?
NoLangで作成した動画は商用利用できます。使われた素材によってはクレジット表記が必要なので、動画のページにある「コピーライト」をコピーして、投稿先の概要欄などに記載します。無料プランでダウンロードした動画を公開するときは、NoLang(no-lang.com)もあわせて明記します。
写真から作った短い映像を、説明する動画に入れられますか?
AIクリップ生成で作ったクリップは、「NoLangで使う」から動画の編集画面を開き、場面の画像や動画と差し替えられます。そのクリップを使って、新しい動画を生成することもできます。
縦型の動画も作れますか?
動画を生成するときに、縦型(9:16)や横型(16:9)などから縦横比を選べます。AIクリップ生成でも、9:16などからアスペクト比を選べます。
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