動画生成AI「NoLang」を提供する株式会社Mavericks(本社:東京都文京区、代表者:代表取締役社長 奥野 将太)は、この度、NoLangの動画編集画面にテンポ調整のための2つの機能を追加しました。シーンとシーンの間に設定したインターバル(間)の長さを全シーン間へワンクリックで一括反映できる機能と、シーン内の台本テキストの任意の位置に一時停止を挿入できる機能です。動画全体の間の取り方を統一したテンポに整えつつ、文中の狙った位置には一拍を差し込んで強弱をつけられるようになり、動画編集における表現の幅が広がります。
動画編集の「テンポ調整」に時間がかかるという課題
動画編集では、シーンとシーンの間に置く「間(ま)」やカットのタイミングによって視聴者が受ける印象が大きく変わります。SNSやビジネスの現場で動画コンテンツを制作する機会が広がる中、ナレーション動画や解説動画の制作現場では「ここで一拍置いて強調したい」「全体のテンポを整えたい」といった細かな編集ニーズが頻繁に発生する一方で、テンポ調整はカット割りや素材選びと並んで手間のかかる工程とされています。
これまでNoLangの動画編集画面では、シーンとシーンの間(境界)に挿入する「インターバル(間)」の長さを、境界ごとに1つずつ個別に設定する必要がありました。動画全体の間の取り方を統一したい場合でも、シーンの数だけ同じ操作を繰り返さなければならず、シーン数が多い動画ほど調整に手間がかかっていました。
また、シーンの区切りとは別に、動画の途中で一時的に間を空けたい、つまり台本の任意の位置で一拍置きたいというニーズに応える機能もなく、テンポ調整の自由度には制約がありました。
シーン間のインターバルの一括適用とシーン内のポーズ挿入、2つの機能を追加
今回のアップデートでは、こうしたテンポ調整の手間と自由度の制約を解消する2つの機能が新たに追加されました。1つは、シーンとシーンの間に設定した「インターバル(間)」の長さを、動画内の全シーン間へワンクリックで一括反映できる「全シーン間に適用」ボタンです。境界ごとに繰り返していた設定作業を1箇所で完結できるようになります。もう1つは、シーン内の台本テキストの任意の位置に「ポーズ(一時停止)」を挿入できる機能です。シーンの区切りをまたがない文中の一拍を、狙った位置に差し込めるようになります。
この2つの機能により、シーン間の大きなテンポとシーン内の細かなテンポの両方を、これまでより少ない手間で自在に調整できるようになりました。
シーンごとの繰り返し設定が不要に。インターバルを一括で反映

これまでは境界ごとに間の長さを個別に設定する必要がありましたが、最初の1箇所で間の長さを決めるだけで他のすべての境界に反映されるようになり、シーン数の多い動画ほど時短効果が大きくなります。テンポを統一したい長尺のナレーション動画や、多くのカットを含む解説動画の編集で、細かな間の調整にかかる手間を大きく削減できます。
動画内の任意の位置にポーズを挿入することが可能に
台本テキスト上で右クリックすると表示されるメニューから「カーソル位置にポーズを挿入」を選ぶだけで、指定した位置にポーズを挿入できます。初期値は0.5秒に設定されており、挿入後は他のインターバルと同様にプリセットのボタンや数値入力から長さを調整でき、こちらは0.1〜3600秒という広い範囲で秒数を指定できます。

これにより、シーンをまたがない「文中の一拍」を自由な位置に挿入できるようになりました。重要なキーワードや数字を伝える直前に間を置いて強調したい場面や、聞き手が情報を咀嚼する時間を作りたい場面など、シーン単位では表現しきれなかった細かなテンポ調整が可能になり、編集の自由度が大きく広がりました。
今後の展望
Mavericks社は、AIによる動画生成・自動編集の機能拡張に加えて、ユーザーが手動で細部を調整できる編集機能の強化にも継続して取り組む方針です。動画制作に携わるユーザーが個人・企業を問わず広がりを見せる中、今回のアップデートのように、テンポ調整という編集の基本操作を効率化することで、動画制作の初心者から日常的に動画を制作するユーザーまで、教育やビジネスなど多様な現場で幅広い層が使いやすい動画生成AIサービスを目指してまいります。