動画生成AI「NoLang」にオランダ語・マレー語を追加 翻訳会社不要で海外向け動画を内製化

NoLangの動画生成でオランダ語・マレー語が選択できるようになったことを示す告知画像

この記事の要点

  1. 動画生成AI「NoLang」が新たにオランダ語・マレー語のナレーション生成に対応し、対応言語のバリエーションがさらに拡大しました。
  2. 翻訳会社やナレーターへの外注をせず、資料や既存動画をアップロードするだけでオランダ語・マレー語の動画を社内制作できるようになります。
  3. オランダには日本企業の拠点が700社超あり、CSA Research調査では消費者の76%が自国語対応の製品購入を希望すると回答しています。
  4. 既存の日本語動画も、NoLangの動画変換機能を使えば言語を選択するだけでオランダ語・マレー語版に変換して活用できます。

動画生成AI「NoLang」を提供する株式会社Mavericks(本社:東京都文京区、代表者:代表取締役社長 奥野 将太)は、この度、NoLangの動画生成機能に「オランダ語」「マレー語」を追加しました。言語選択メニューから選ぶだけで、日本語資料から現地語のナレーション・字幕付き動画をそのまま生成でき、発話速度に応じた尺の自動調整にも対応しています。翻訳会社やナレーターを介さずに、オランダ・マレーシア向けのIR発信やEC展開、オンボーディングを強化したい企業にとって、動画制作を効率化する選択肢となります。

NoLangで動画を作ってみる

オランダ進出700社超、マレーシアEC成長で高まる現地語動画ニーズ

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、オランダには日本企業の拠点が700カ所超存在し、2014年からの10年間でほぼ倍増するなど、欧州における進出先として存在感を高めています。オランダは欧州統括拠点としても選ばれる重要市場であり1、こうした進出企業にとって、IR情報や製品・サービス紹介を現地語(オランダ語)で発信できるかどうかは、現地従業員・取引先・投資家との関係構築を左右する重要な要素になっています。

一方、マレーシアのEC市場も着実な成長を続けており、今後も高い成長が見込まれています。こうした旺盛なデジタル需要を追い風に、マレー語を国語としながらも多民族・多言語社会であるマレーシアでは、マーケティングやEC展開において英語や中国語のコンテンツに加えてマレー語での訴求が現地消費者への浸透度を左右するという市場特性も生まれています。

言語の壁が購買行動や理解度に直結することは、調査データからも明らかです。CSA Research(Common Sense Advisory)が29カ国・8,709人の消費者を対象に実施した調査によれば、76%が「自国語で情報が提供されている製品を購入したい」と回答し、4割は「他言語のみのサイトからは購入しない」と回答しており2、西欧のオランダ、東南アジアのマレーシアという異なる地域・文化圏であっても、現地語コンテンツの重要性は共通する課題であるとわかります。しかし、動画や資料を都度、翻訳会社への外注やナレーション収録によって現地語化する場合には、時間とコストの両面で負担が大きく、複数言語・複数市場への同時展開を阻むハードルとなっているのが実情です。こうした背景を踏まえ、動画生成AI「NoLang」を提供するMavericks社は、翻訳会社への外注やナレーション収録に依存しない多言語対応の動画生成環境を目指し、対応言語のさらなる拡大に力を注いでいます。

NoLangの動画生成が「オランダ語・マレー語」に新対応

この度のアップデートにより、動画生成AI「NoLang」の動画生成機能において、新たに「Nederlands(オランダ語)」「Bahasa Melayu(マレー語)」の2言語を追加しました。

操作は非常にシンプルです。動画生成画面に用意された「言語の設定」メニューから、生成したい言語として新たに追加されたオランダ語・マレー語のいずれかを選択するだけで、アバターが解説する動画(アバター動画)を選択した言語でそのまま作成できます。

オランダの拠点向けにIR動画を作成する場合や、マレーシア向けにEC商品紹介動画を作成する場合も、原稿や資料はそのままに言語設定を切り替えるだけで対応が可能です。この言語選択メニューは、テキスト入力・PDF資料・音声ファイルなど、NoLangが対応するすべての動画生成モードで共通して利用できるため、既存の使い勝手を変えることなくオランダ・マレーシア向けの動画制作に着手できます。

日本語資料をアップロードするだけでオランダ語・マレー語動画が完成

NoLangでは、テキストの入力・質問・指示、PDFなどの資料、音声・音声付き動画ファイルなど、さまざまな入力形式からアバター動画を自動生成することが可能です。出力言語としてオランダ語・マレー語を選択すれば、日本語の原稿や資料をもとに、現地語の台本・ナレーション・字幕を備えた動画をそのまま生成できます。

PDFを入力とする「資料をプレゼンさせる」「資料を要約する」「資料を分析する」といった各動画生成モードにも、新たに追加されたオランダ語・マレー語は対応しています。決算資料や製品資料など既存の日本語ドキュメントをアップロードするだけで、オランダ・マレーシア向けにそのまま展開できる解説動画・要約動画・分析動画に仕上がります。

NoLangのファイルアップロード画面。PDFやPPTXから動画を生成できる
資料をアップロードするだけで動画が完成

また、すでに生成済みの動画についても、視聴画面に用意された変換ボタンからワンクリックでオランダ語・マレー語への変換が可能です。日本語で作成済みの動画を新たに作り直す必要はなく、既存の動画資産をそのまま多言語展開に活かせます。

NoLang内の動画変換モーダル。言語を選ぶだけで全34言語に多言語変換できる
NoLang内で簡単に動画の言語を変換することが可能

字幕表示も発話速度も、オランダ語・マレー語向けに最適化

生成された動画の見やすさにも工夫が施されています。動画に表示される字幕(テロップ)は、オランダ語・マレー語のラテン文字表記に対応したフォントによって、文字が欠けたり崩れたりすることなく正しく表示されます。

さらに、NoLangは動画生成時に、各言語の1分あたりの標準的な文字量に応じてナレーションの再生時間や動画の想定尺を自動調整する仕組みを備えており、この機能はオランダ語・マレー語にも新たに対応しました。これにより、言語ごとの文字量や語のまとまりの違いを踏まえたうえで再生時間が調整されるため、不自然な間延びや早口になることを防ぎ、ナレーションと字幕が自然なテンポで流れる動画を生成できます。

IR動画・越境EC・オンボーディング、3つの活用シーン

今回のオランダ語・マレー語対応によって、NoLang上ではすでに手元にある日本語の資料から、それぞれの市場特性に合わせた動画をすぐに作成できるようになります。

まず、欧州統括拠点としてオランダに進出する企業にとっては、決算資料や投資家向け説明資料をそのままアップロードし、出力言語にオランダ語を選ぶだけで、現地の株主・取引先・投資家に向けたIR動画・説明動画を作成できます。また、既存の製品・サービス紹介資料を入力すれば、オランダ語のナレーション・字幕付きの紹介動画としてそのまま現地語化することも可能です。翻訳会社への外注やナレーション収録の手配を都度行う必要がなく、資料の更新に合わせてスピーディに動画を用意できます。

次に、マレーシア市場を対象とした越境ECでは、商品スペックや商品カタログといった既存の資料を入力するだけで、マレー語のナレーション・字幕付きの商品紹介動画を生成できます。ECサイトの商品ページやSNS広告など、現地消費者への訴求が求められる場面にそのまま展開できる点も強みです。

さらに、現地従業員・取引先向けの導入説明資料についても、既存の日本語マニュアルやガイドをアップロードし、出力言語をオランダ語・マレー語に切り替えるだけで、多言語オンボーディング動画として活用できます。言語の壁によって埋もれていた情報が現地の言葉で届くようになることは、進出企業と現地社会の双方にとっても意義のある変化だといえるでしょう。

今後の展望

Mavericksは今後も、利用者ニーズの高い言語や、日本国内で急速に存在感を増す外国人コミュニティの母語への対応を順次拡充してまいります。日本・アジアを中心とした「多言語動画制作のインフラ」として、言語の壁を超えた情報発信を引き続き支援いたします。

脚注

  1. 日本貿易振興機構(ジェトロ)「オランダへの進出継続、在蘭日本商工会議所の会員企業400社突破」(オランダの日本企業拠点数は2024年10月時点で701カ所、2014年からの10年間でほぼ倍増

  2. CSA Research「Can’t Read, Won’t Buy」(消費者の72.1%が自国語で書かれたWebサイト・コンテンツに滞在時間の大半を費やすと回答

よくある質問

オランダ語・マレー語の動画はどのように作成できますか?
資料やテキスト、既存の音声・動画ファイルをNoLangにアップロードし、言語をオランダ語またはマレー語に指定するだけで動画を生成できます。
既存の日本語動画をオランダ語やマレー語に変換できますか?
はい。動画変換機能で言語を選択するだけで、同じ内容のまま多言語版の動画を生成できます。

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