Mavericksの動画生成AI「NoLang」API大幅アップデート、生成動画をWeb視聴・編集可能に

NoLang APIを大幅アップデート、API経由で生成した動画をWeb上で視聴・編集できることを示す図解

この記事の要点

  1. 動画生成AI「NoLang」のAPIが大幅アップデートされ、API経由で生成した動画をWebアプリ上で直接視聴・編集・ダウンロードできるようになりました。
  2. 使用ログ画面の「視聴・DL」ボタンから、API経由で作成した動画をそのままWeb上で確認できるようになり、利便性が高まりました。
  3. 動画のテロップやBGMなどの微調整は再生成せずに編集画面上で完結できるため、作業効率が大きく向上し使いやすくなりました。
  4. 既存のAPI連携実装に変更を加える必要は一切なく、追加開発を行うことなくシームレスに新機能を利用できるようになりました。

動画生成AI「NoLang」を提供する株式会社Mavericks(本社:東京都文京区、代表者:代表取締役社長 奥野 将太)は、この度、API経由で生成した動画をWebアプリ上で視聴・編集・ダウンロードできるようNoLangをアップデートしました。「使用ログ」画面の「視聴・DL」ボタンからアプリ内の視聴ページを開き、そのまま編集画面でテロップやBGMの修正まで行うことができるようになりました。APIの呼び出し方や既存の連携実装の変更は不要で、動画生成の自動化と人による仕上げ・確認を1つのワークフローでつなぐことができ、動画制作にかかるコスト及び時間を大幅に削減します。

APIで動画生成を自動化しても残る「生成後のひと手間」

企業の生成AI活用は拡大が続いています。総務省「令和7年版 情報通信白書」によれば、業務で生成AIを利用する国内企業は55.2%。一方で中国は95.8%、米国は90.6%、ドイツは90.3%と、主要国はいずれも9割を超えており、日本には活用拡大の余地が大きく残ります1。同白書で導入課題の最多に挙がったのは「効果的な活用方法がわからない」でした。AIを単発のツール利用にとどめず、業務フローにどう組み込むか。企業のAI活用は、この段階に差しかかっています。

他方で、動画の市場も伸びています。矢野経済研究所の調査によれば、動画編集ソフト・動画配信プラットフォームなど主要4市場の合計は2024年度に5,985億円(前年度比103.7%)。2025年度には6,300億円へ拡大すると予測されています2。企業の動画マーケティングや社内DXの推進が、市場を押し上げる構図です。

この2つの流れが交わる場所に、NoLang APIがあります。動画生成という手間のかかる工程を、既存のシステムやワークフローに組み込む形で自動化する手段としての位置づけです。記事・資料・音声などからの動画生成を自社サービスや業務システムに組み込み、大量・定型の動画制作を自動化する手段として、開発者やSaaS事業者の利用が広がってきました。ただし、自動生成には「生成後のひと手間」という課題が残ります。テロップの言い回しを1カ所だけ直したい。BGMや構成を案件に合わせて微調整したい。公開前に人の目で確認したい。こうしたニーズに応えるため、今回のアップデートで、NoLang API経由で生成した動画をWebアプリで視聴及び編集をすることが可能になりました。

テキスト・PDF・音声などあらゆる社内資産から動画を生成するNoLang API

NoLang APIは、NoLangの動画生成エンジンをそのままAPI化したものです。対応する入力は4種類。テキストによる質問・指示から説明動画や台本形式の動画を作る、PDF資料をプレゼンテーション形式や要約形式の動画にする、音声ファイルに字幕やアバターを付与する、動画ファイルの音声を抽出して同様に仕立てる。いずれもアバターやAI音声を搭載した動画を最短数十秒で自動生成し、自社のアプリケーションや業務システムに、数行のAPI呼び出しで組み込めます。

アバター・音声・字幕といった生成条件は、NoLang上で作成した「動画設定」を動画設定IDで指定して再利用できるため、リクエストのたびに細かなパラメータを組み立てる必要はありません。約30秒〜1分の動画を1本あたり100円から生成できます。

NoLang APIの詳細はこちら

APIから生成した動画をWebアプリで視聴・編集・DL可能に

今回のアップデートにより、NoLang API経由で生成した動画を、NoLangのWebアプリ上で通常の動画と同じように視聴・編集・ダウンロードできるようになりました。

変わった点は2つです。1つ目は、「使用ログ」画面からアプリ内の動画視聴ページを開けるようになったこと。2つ目は、視聴ページから通常の動画と同じ編集画面に進み、生成後の動画へ手を入れられるようになったことです。動画生成API自体の仕様や呼び出し方は変わっておらず、既存のAPI連携実装をそのまま使えます。

NoLang for Businessの使用ログ画面で「視聴・DL」ボタンから動画を視聴・編集できることを示す操作画面

生成の自動化はAPIで進めながら、仕上げと確認はNoLangの画面上で行う。エンジニアはAPI連携の実装と運用に集中し、動画の中身の確認や手直しは運用担当者が受け持つ、という役割分担が組めます。開発チームと運用チームが分かれている企業ほど、この分業の恩恵は大きくなります。

生成後の動画をweb上で仕上げることが可能に

NoLangのサイドバー「NoLang API」内にある「使用ログ」画面では、API経由の動画生成履歴を日時・ステータス・使用料金(円)・APIキー・動画IDごとに一覧できます。今回のアップデートでこの一覧に「動画視聴・DL」列が加わり、各行の「視聴・DL」ボタンをクリックすると、NoLangアプリ内の動画視聴ページがそのまま開くようになりました。視聴ページでは再生とダウンロードの両方に対応しており、APIのダウンロードURLを控えておいて別途開くといった従来の手順は不要です。生成ログから成果物までの動線が、1クリックに短縮されました。

視聴ページから先へ進むと現れるのは、通常の動画と共通の編集画面です。APIで生成した動画にも編集機能の制限はなく、大枠はAPIで自動生成し、テロップの文言修正やBGM・構成の調整といった細部の仕上げは編集画面で行う。「自動生成×手動仕上げ」の分業が、視聴ページから編集まですべてブラウザ上で完結する形で成り立ちます。

想定される活用シーン

ニュースメディアやオウンドメディアにおいて、CMSへの記事公開を起点に解説動画や要約動画を自動生成する運用では、公開担当者が生成された動画をブラウザ上で確認し、固有名詞の表記やテロップの改行、BGMの音量などを調整したうえで配信できます。記事から動画を作る工程はAPIで自動化しながら、ブランド表現や情報の正確性に関わる最終確認は人が担うことで、制作スピードと品質管理を両立できます。

また、商品紹介動画、店舗・拠点ごとの案内動画、社内研修動画、営業資料の解説動画など、共通のフォーマットで日次・週次に多数の動画を制作する業務にも活用できます。基本構成はAPIで一括生成し、商品名や日付、注意事項など案件ごとに異なる部分だけを編集画面で仕上げることで、動画1本ごとの制作工数を抑えながら、用途や配信先に合わせた調整が可能です。再生成に伴う料金や待ち時間を削減できるほか、確認・修正の起点をNoLangの画面に一本化することで、担当者間の修正指示やファイルの受け渡しも減らせます。

APIによる大量生成と、Webアプリによる人の目での確認・仕上げを組み合わせることで、少人数のチームでも一定の品質を保ちながら、継続的かつ大規模な動画運用を行えるようになります。

今後の展望

Mavericks社は今後も、APIによる自動生成とWebアプリ上の操作を1つのワークフローとしてつなぐ機能拡充を続けてまいります。生成から確認、編集、公開までの各工程をよりシームレスに連携させ、企業が動画制作を日常業務の中で効率的かつ継続的に運用できる環境の実現を目指します。

脚注

  1. 総務省「令和7年版 情報通信白書」(企業におけるAI利用の現状。業務での生成AI利用率は日本55.2%、中国95.8%・米国90.6%・ドイツ90.3%

  2. 株式会社矢野経済研究所「動画コンテンツビジネスに関する調査(2025年)」(調査期間2025年6月〜8月。動画編集ソフト・動画配信プラットフォーム・ライブ配信アプリ・アニメ制作の主要4市場計

よくある質問

既存のAPI連携実装を変更する必要はありますか?
ありません。既存のAPI連携実装はそのままご利用いただけます。
テロップやBGMの微調整には動画の再生成が必要ですか?
不要です。編集画面上でテロップやBGMの微調整が完結します。

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