TikTokでバズる方法:おすすめの仕組みと伸びる動画の作り方、投稿のコツ、ハッシュタグの付け方

この記事の要点

  1. TikTokで「バズる」とは、動画がおすすめフィードで多くの人に届き、再生や反応が一気に増えること。何回再生されたらバズったと言えるのか、決まった回数はなく、ふだんの再生数と、おすすめから見られた割合で判断する。
  2. TikTokは、おすすめに表示する動画を、見る人の行動、動画の情報(キャプション・サウンド・ハッシュタグ)、端末とアカウントの設定から選ぶと説明している。フォロワー数は直接の要素ではない。
  3. 伸ばすには、最初の3秒で興味を引き、最後まで見たくなる展開にし、テーマを一つの分野に絞る。台本は、結論から始めて、数秒ごとに画面を変え、具体的なお願いを一つだけ入れて締める「フック・ホールド・アクト」で書く。
  4. 投稿する時間はインサイトの「最もアクティブな時間」で決めて予約し、同じ型で続けて投稿する。ハッシュタグは数を増やすより、動画の内容を的確に表すものを選ぶ。
  5. 企業のアカウントは、商用音楽ライブラリの曲を使い、宣伝の投稿にはコンテンツの開示を設定する。AIで作った本物のように見える人物や場面には、AI生成のラベルを付ける。
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TikTokで動画が「バズる」とは、投稿した動画がおすすめフィードで多くの人に表示され、再生や「いいね」、シェアが一気に増えることです。 TikTokは、おすすめに表示する動画を、見る人の行動、動画の情報、端末とアカウントの設定から選ぶと説明しています。 フォロワー数は直接の要素ではないため、始めたばかりのアカウントの動画でも、多くの人に届くことがあります。

この記事では、TikTokのバズり方を、TikTokが公開しているおすすめの仕組みとクリエイター向けの解説をもとに説明します。 伸びる動画の特徴と作り方、投稿のコツ、ハッシュタグの付け方、企業のアカウントで注意することをまとめます。 投稿の設定やハッシュタグの調べ方は、PCのブラウザで使えるTikTok Studioとクリエイティブセンターで説明します。 後半では、NoLangで作った縦型の作例と、同じ型の動画を続けて作る手順を紹介します。 TikTokの公式の情報は、2026年10月14日に確認した内容です。

TikTokでバズるとは

「バズる」は、SNSで多くの人が一度に話題にし、一気に広まることを指す言葉です。 TikTokでは、動画がおすすめフィードに表示されてフォローしていない人にも広く届き、再生や「いいね」、シェアが急に増えた状態を「バズった」と言います。 企業がTikTokを使って集客する進め方は、TikTokマーケティングとはで説明しています。

何回再生されたら「バズった」と言える?

何回再生されたら「バズった」と言えるのか、決まった回数はありません。 ふだん数百回ほど再生されるアカウントの1万回と、ふだんから数十万回再生されるアカウントの1万回では、意味が違うためです。

自分の動画が広がったかどうかは、次の2つで確かめます。

  • ふだんの動画と比べて、再生数や「いいね」、シェアがどれだけ多いか
  • フォローしていない人に、おすすめフィードからどれだけ見られたか

どこから見られたかは、TikTok Studioのインサイトにある「トラフィックソース」で確かめられます(TikTokクリエイターアカデミー「TikTokインサイトのご紹介」)。 TikTokに限らず、SNSで広く共有される動画の共通点は、バイラル動画とは?バズる動画の特徴・共通点と作り方で説明しています。

TikTokのおすすめの仕組み

TikTokは、公式のニュースルームで、おすすめフィードに表示する動画の選び方を説明しています(TikTok「TikTokが「おすすめ」に動画をレコメンドする仕組み」)。 この節では、その説明と、TikTokのコミュニティガイドラインにある「おすすめフィードの対象外」の基準をまとめます。

おすすめに使われる3つの情報

TikTokは、おすすめに表示する動画を、主に次の3つの情報から選ぶと説明しています。

TikTokがおすすめに使う情報
情報含まれるもの
ユーザーの行動「いいね」やシェアをした動画、フォローしたアカウント、投稿したコメント、自分で作った動画
動画の情報キャプション、サウンド、ハッシュタグ
端末とアカウントの設定言語や国の設定、端末の種類。ほかの情報より重要度は低い

それぞれの情報は、見た人にとっての価値で重要度が決まります。 たとえば、長い動画を最初から最後まで見たかどうかは、見た人の関心を示す強いサインとして重く扱われます。 見た人と投稿した人が同じ国にいるかどうかのような弱いサインは、軽く扱われます。

投稿する側から見ると、キャプション・サウンド・ハッシュタグは自分で決められる情報です。 最後まで見られるか、「いいね」やシェアをされるかは、動画の中身で決まります。 伸ばしたいときは、この2つを分けて見直します。

フォロワーが少なくても、おすすめに載る

TikTokは、フォロワー数の多いアカウントの動画のほうが再生回数は多くなる可能性があるとしつつ、フォロワー数も、そのアカウントが過去に人気の動画を投稿したかどうかも、おすすめに直接は影響しないと説明しています。 フォロワーが少ないアカウントでも、1本ごとの中身で、届く範囲が変わります。

同じような動画が続かないようにしている

おすすめフィードでは、同じ楽曲を使った動画や同じクリエイターの動画が、ふつうは2本続けて表示されません。 重複した動画、すでに見た動画、スパムと思われる動画もおすすめされません。

同じ動画を投稿し直しても、重複した動画として扱われます。 同じ型で続けて投稿するときは、題材や伝える内容を変えた新しい動画を作ります。

おすすめに表示されない動画

TikTokは、すべての動画がおすすめに表示されるわけではないとしています。 コミュニティガイドラインの「おすすめフィードの対象外」の基準に当てはまる動画は、おすすめに表示されません(TikTokコミュニティガイドライン)。 動画づくりに関わる主なものは次のとおりです。

おすすめフィードの対象外になる主な内容
内容例
オリジナルでない素材新しい要素を加えずに再利用した素材、第三者の透かしやロゴが表示されたクリップ
偽のエンゲージメント人を操作して「いいね」やフォローを水増しさせようとする投稿
誤情報個人や社会に中程度の危害をもたらすおそれのある誤った情報
開示していない宣伝商品やサービスの宣伝なのに、コンテンツの開示を設定していない投稿(表示が制限されることがある)
危険な行為中程度の身体的な危害につながるおそれのある行為

ニュースルームの説明では、アップロードされたばかりの動画やレビュー中の動画も、おすすめに表示するには不適切と判断される場合があるとしています。 また、ルールに違反していなくても、おすすめの対象外になる投稿が多いアカウントは、アカウントごとおすすめの対象外になり、検索でも見つかりにくくなることがあります。

動画がおすすめの対象外になったかどうかは、TikTokのインサイトで確かめられます。 再生回数が少なくても、必ずしもルールに違反したことを意味するわけではありません。 おすすめに表示されなかった動画も、検索や投稿者のアカウントから見つけてもらえます。

TikTokで伸びる動画の特徴

TikTokのクリエイター向けの解説(TikTokクリエイターアカデミー)は、おすすめで多くの人に届く動画について、次のような点を挙げています。

1. 最初の3秒で興味を引く

TikTokは、質問をする、続きが気になる場面を見せる、美しい映像を使うといった方法で、動画の最初の3秒で見る人の興味を引くよう勧めています(TikTokクリエイターアカデミー「動画のトラフィック促進:おすすめフィード」)。 おすすめフィードでは、見る人はつまらないと思えばすぐに次の動画へ移ります。 冒頭で「何の動画か」「見ると何が分かるか」を伝えます。

2. 最後まで見たくなる

TikTokは、視聴時間がおすすめの重要な要素だと説明しています(TikTokクリエイターアカデミー「TikTokで質の高い動画を作成する」)。 前の節のとおり、長い動画を最後まで見たかどうかも強いサインとして扱われます。 伝えることを一つに絞り、見る人が途中で飽きない長さと展開にします。

3. テーマを一つの分野に絞る

TikTokは、特定の分野(ニッチ)を選ぶと、おすすめのシステムが、その動画がどんな人に好まれるかを判断しやすくなるとしています。 料理なら料理、家事のコツなら家事のコツと、アカウントで扱う分野を決めて続けて投稿します。

4. オリジナルで、自分の視点を加えている

前の節のとおり、新しい要素を加えずに他から流用した動画は、おすすめの対象外になります。 TikTokは、流行のトピックを取り入れる場合も、自分の分野の視点から語り直すなど、独自のアレンジを加えるよう勧めています。

5. 画質がよい

TikTokは、1080p以上で書き出し、書き出しの途中で何度も圧縮しないよう勧めています(TikTokクリエイターアカデミー「高品質な動画を撮影して視聴者を魅了する」)。 ピントのずれや手ブレ、暗さ、低い解像度は、見る人がすぐに次の動画へ移る原因になると説明しています。

6. 冒頭から音が鳴っている

TikTokは、冒頭の1秒間が無音だと「まだ何も起きていない」という印象を与え、そこで視聴者維持率がもっとも下がりやすいと説明しています(TikTokクリエイターアカデミー「視聴者を引きつける背景音楽を選ぶ」)。 話す動画には歌のない曲を選び、音楽の音量は声の20〜30%を目安にするよう勧めています。 TikTokのライブラリ以外にある楽曲は、ミュートや削除の対象になることがあります。

おすすめで伸ばすほかに、投稿の表示を広告で広げる方法は、TikTokのプロモートとはで説明しています。

バズる動画の作り方:5つの手順

TikTokでバズるには、見る人が最後まで見たくなる動画を、続けて投稿することが土台になります。 TikTokクリエイターアカデミーは、どんな分野の動画にも使える型として「フック・ホールド・アクト」を紹介しています(TikTokクリエイターアカデミー「視聴者の注意を引きつけ続ける、繰り返し使える動画フォーマットの作成」)。 この型を中心に、企画から投稿を続けるまでを5つの手順にまとめます。

1. 分野と、見てほしい人を決める

まず、アカウントで扱う分野と、見てほしい人を決めます。 「誰が、どんなときに見て、何が分かると助かるか」まで決めておくと、冒頭の一言を考えやすくなります。

2. 「フック・ホールド・アクト」で台本を書く

台本は、冒頭(フック)、本題(ホールド)、締め(アクト)の3つに分けて書きます。 TikTokは、フックは見る人との約束なので、撮影の前にまず考えるよう勧めています。

フック・ホールド・アクトの書き方
部分やること例(部屋干しのコツを伝える動画)
フック(冒頭)前置きをせず、結論や見どころから始める「部屋干しが乾かないのは、干し方のせいかもしれません」
ホールド(本題)数秒ごとに画面に変化をつけて、見続けてもらうコツを1つずつ、場面を切り替えながら見せる
アクト(締め)具体的なお願いを1つだけ入れる「次の洗濯の前に見返せるよう、保存してください」

TikTokは、よくある間違いとして、ほかに次のようなものを挙げています。

  • 「今日は〜について話したいと思います」と前置きから始める
  • 30秒間ずっと同じカメラアングルを使い続ける
  • 一番の見せ場を、最後まで取っておく(多くの人はそこまで見ない)
  • 「いいねとフォローをお願いします」で締めくくる(お願いは一つに絞る)

台本の書き方は、動画の台本・構成案の書き方でも説明しています。

3. 数秒ごとに画面を変えて、素材を用意する

フックで興味を引いても、画面に変化がないと見る人は離れていきます。 TikTokは、ズーム、ステッカー、カット、効果音などの細かな変化を、数秒ごとに加えるよう勧めています。 撮影するときは、同じ場面を引きと寄りで撮っておくと、編集でカットを切り替えやすくなります。

4. 字幕・音・カバーで仕上げる

仕上げでは、次の4つを確かめます。

5. 同じ型でシリーズにして、投稿を続ける

TikTokは、おすすめからより多くの人に見てもらう最善の方法は、もっと頻繁に投稿することだとしています。 投稿する動画が増えるほど、おすすめのシステムがその動画の内容を理解し、合う人に届ける機会が増えるためです。

続けて投稿するために、TikTokは、題材を入れ替えて使える型(フォーマット)を作ること、決まった曜日に同じ型で投稿すること、撮影や編集をまとめて行うことを勧めています(TikTokクリエイターアカデミー「3つのコツで、継続できる投稿習慣を身につけよう」)。 同じ型で題材を変えて投稿すると、どの題材がよく見られたかも比べやすくなります。

投稿のコツ

投稿する時間は、インサイトの「最もアクティブな時間」で決める

見てほしい人がTikTokを見る時間は、アカウントごとに違います。 TikTok Studioのインサイトの[視聴者]では、過去7日間で、自分の動画の視聴者がTikTokで最もアクティブだった時間を確かめられます。

TikTokは、TikTok Studioのウェブ版で最大30日先まで投稿を予約し、視聴者が最もアクティブな時間に届くようにすることを勧めています。 PCで動画をまとめて作り、アクティブな時間に予約しておくと、決まった曜日と時間に投稿を続けやすくなります。

投稿の頻度は、続けられる回数で決める

TikTokは、完璧な動画を目指すよりも、続けて投稿することが大切だとしています。 毎日の投稿が難しければ、週に何本と決めて、守れる回数で続けます。

キャプションに、動画の内容を表す言葉を入れる

TikTokの検索は、検索した言葉に最も関連性の高い動画を選びます(TikTokクリエイターアカデミー「動画トラフィックの促進:検索」)。 TikTokは、動画のテーマをはっきりさせ、関連性の高いキーワードを動画、字幕、キャプションで使うよう勧めています。

たとえば部屋干しのコツの動画なら、キャプションに「部屋干しの洗濯物を早く乾かすコツ」のように、検索されそうな言葉で内容を書きます。 一方で、動画の内容と関係の薄い言葉を詰め込むと、スパムとみなされるおそれがあります。

PCから投稿するときに確かめること

TikTok Studioのウェブ版では、PCのブラウザから動画を投稿できます(TikTokクリエイターアカデミー「TikTok Studioウェブでコンテンツ目標を達成する」)。

  • 縦向きでも横向きでも、1080p・2K・4Kの解像度で、最大60分・30GBまでの動画をアップロードできます。
  • 最大30日先まで投稿を予約でき、作業の途中で下書きとして保存できます。
  • カバーは、作った画像をアップロードするか、動画のフレームから選べます。
  • 著作権の確認では、動画の音楽が著作権を侵害してミュートされないかを、投稿の前に確かめられます。

投稿の前には、AIで作ったリアルな場面を含む動画か、商品やサービスの宣伝かも確かめます。 当てはまるときに必要な設定は、後半の「企業のアカウントで伸ばすときの注意」で説明します。

ハッシュタグの付け方

ハッシュタグの役割

ハッシュタグは、キャプションやサウンドと並んで、TikTokがおすすめに使う「動画の情報」の一つです。 TikTokは、自分の分野でよく使われているトピック、ハッシュタグ、サウンドを使うと、おすすめのシステムがその動画がどんな人に好まれるかを判断する手がかりになるとしています。 検索でも、ハッシュタグは動画を見つけてもらう助けになります。

付ける数は「多いほどよい」わけではない

TikTokは、ハッシュタグは数が多ければ多いほどよいわけではなく、関連性の低いキーワードやハッシュタグでキャプションを埋めると、かえって逆効果になることがあると説明しています(TikTokクリエイターアカデミー「検索でユーザーに発見されよう」)。 動画の内容を的確に表すハッシュタグだけを選んで付けます。

選び方:分野・内容・よく使われるタグを組み合わせる

ハッシュタグは、次の3つの観点から、動画に合うものを選びます。 それぞれ動画に合うものだけを選ぶと、付ける数は自然に絞られます。

ハッシュタグの選び方(部屋干しの動画の例)
観点選び方例
分野アカウントで扱う分野を表す言葉#家事 #洗濯
内容その動画で伝える具体的な内容を表す言葉#部屋干し
よく使われるタグ同じ分野の動画でよく使われているタグや、人気が上がっているトピックのうち、動画の内容に合うもの後の「人気のハッシュタグやトピックを調べる」の方法で探す

避けたい付け方

  • 動画と関係のない人気のハッシュタグを付ける。内容と合わないタグは、見た人の期待と動画の中身がずれる原因になります。
  • 関連の薄い言葉やハッシュタグを大量に並べる。TikTokは、動画の内容と関係の薄いテキストやキーワードを詰め込むと、スパム的なコンテンツとみなされるリスクがあるとしています。
  • 内容が分からないハッシュタグだけを付ける。見た人が動画の内容を想像できる言葉を、少なくとも一つは入れます。

人気のハッシュタグやトピックを調べる

PCのブラウザでは、次の3つの方法で、よく使われているハッシュタグや人気が上がっているトピックを調べられます。

ハッシュタグやトピックを調べる方法
方法調べられること
クリエイティブセンターの「トレンド」注目のハッシュタグを、業種や期間で絞り込んで見られます。「アナリティクスを見る」では、人気の推移、関連する動画、地域別の人気度、関連するハッシュタグを確かめられます
TikTok Studio(ウェブ版)の「人気上昇中」[インスピレーション]→[人気上昇中]→[トピック]で、人気が上がっているトピックを地域や分野で絞り込み、人気の推移と、よく見られている動画の例を確かめられます
クリエイター向け検索インサイトTikTokで実際に検索されている、人気が上がっているトピックと、関連する言葉、推奨されるハッシュタグやキーワードを確かめられます

出典:TikTok for Business「トレンドを活用する方法」、TikTokクリエイターアカデミー「「人気上昇中トピック」で話題のトレンドをチェック」、TikTokクリエイターアカデミー「検索でユーザーに発見されよう」

クリエイティブセンターは、ログインしなくても開けます(TikTok for Business「クリエイティブセンターについて」)。 TikTokは、すべての機能を使うにはログインすることを勧めています。

調べたハッシュタグは、そのまま付ける前に、そのタグで投稿されている動画を見て、自分の動画と内容が合うかを確かめます。

企業のアカウントで伸ばすときの注意

個人アカウントとビジネスアカウントの違い

TikTokには、個人アカウントとビジネスアカウントの2種類があります(TikTokクリエイターアカデミー「自分に合ったTikTokアカウント」)。

個人アカウントとビジネスアカウントの主な違い
アカウント向いている人主な機能
個人アカウントクリエイター、アーティストなど、個人として発信する人Creator Rewards Program(1分以上のオリジナル動画への報酬。個人アカウントだけ)、サブスクリプション、LIVEギフトなど
ビジネスアカウント規模にかかわらず、ブランドや事業を運営する人ビジネススイート(連絡先などのプロフィール属性、ビジネスページ、リード生成、自動メッセージ、TikTok広告マネージャーとの連携、商用音楽ライブラリ)、ビジネスインサイト

個人アカウントで報酬を得る条件は、TikTokで収益化する方法と条件で説明しています。

音源は「商用音楽ライブラリ」から選ぶ

企業は、TikTokの一般の音楽ライブラリの曲を商用利用できません。 自社の通常の投稿(ほかのユーザーの動画とのデュエットやステッチを含む)、動画広告、ブランドコンテンツには、商用音楽ライブラリの曲を使います(TikTok for Business「商用音楽ライブラリについて」)。

商用音楽ライブラリは、100万曲を集めたライブラリです。 ビジネスアカウントで動画に「サウンドの追加」をすると、商用音楽ライブラリの曲だけが表示されます(TikTok for Business「商用音楽ライブラリの使用方法」)。 流行している曲が企業の投稿で使えないことがあるため、企画の段階で使える曲を確かめておきます。 ほかのユーザーのオリジナルの音源やほかの許諾を受けた曲を使う場合は、正しい許諾を得ているかを法務の担当者に確かめるよう、TikTokは勧めています。 動画の音楽や素材の権利の考え方は、YouTubeと動画の著作権で説明しています。

宣伝の投稿は、コンテンツの開示を設定する

TikTokで自社の製品、ブランド、事業を宣伝する場合は、コンテンツの開示の設定を使う必要があります。 ほかの企業から依頼されたブランドコンテンツも同じです。

コンテンツの開示で付くラベル
投稿の内容付くラベル
自社のブランドやビジネスを宣伝するプロモーションコンテンツ
ほかの企業に代わってブランドコンテンツを投稿する有償のパートナーシップ

出典:TikTokクリエイターアカデミー「TikTokでブランドコンテンツを作成する」、TikTok for Business「商用コンテンツ開示設定について(クリエイター向け)」

適切に開示されていない宣伝の投稿は、おすすめフィードに表示されなくなることがあります。 一方で、TikTokは、開示を設定して有償のパートナーシップのラベルが付いても、おすすめに表示されるかどうかには影響しないとしています。

日本では、広告であることを隠すステルスマーケティングは、2023年10月1日から景品表示法の違反になっています(消費者庁)。 企業がインフルエンサーなどに投稿を依頼するときの注意は、バイラル動画とは?の「企業がバイラル動画を使うときの注意」で説明しています。

AIで作った動画には、AI生成のラベルを付ける

TikTokは、AIを使って本物のように見える人物やシーンを作ったコンテンツには、AIで作ったことを示すラベルを付けるよう求めています。 TikTokのAI生成コンテンツのラベルのほか、分かりやすいキャプション、透かし、スタンプで示すこともできます(TikTokコミュニティガイドライン)。 アニメのような作風や、特定の人の声と分からない一般的な読み上げのナレーションは、示さなくてよいとされています。

TikTokは、AI生成コンテンツの設定をオンにしても、コミュニティガイドラインに違反していない限り、動画の配信には影響しないと説明しています(TikTokクリエイターアカデミー「AI生成コンテンツラベル」)。 ラベルは投稿した後に編集・削除できないため、投稿する前に設定します。 ラベルのないAI生成コンテンツは、削除されることがあります。

投稿後にインサイトで見直す

投稿したら、TikTok Studioのインサイトで、見られ方を確かめます。 PCのブラウザでは、TikTok Studioのウェブ版の画面左側にある[インサイト]から開けます。 期間は、過去7日間・28日間・60日間・365日間か、日付を指定して選べます。

インサイトで見る主な数字
数字分かること見直すところ
継続率動画のどこまで見られたか、どこで見るのをやめた人が多いか多くの人が見るのをやめた場面
平均視聴時間1回の視聴で平均どれくらい見られたか動画の長さと展開
動画を最後まで視聴最後の数秒まで見た人の割合(動画の長さによって変わる)締めまでの長さ
トラフィックソース動画がどこから見つけられたかおすすめと検索からの見られ方
検索クエリどんな言葉で検索されて見られたかキャプションや字幕に入れる言葉

出典:TikTokクリエイターアカデミー「TikTokインサイトのご紹介」

伸びないときの確認表

伸びないときに確かめること
起きていること確かめること見直すこと
冒頭ですぐに見るのをやめる人が多い継続率の最初の数秒前置きをやめ、結論や見どころから始める
途中で見るのをやめる人が多い継続率が大きく下がる場面変化のない場面を短くし、数秒ごとに画面を変える
おすすめからほとんど見られていないインサイトで、おすすめの対象外になっていないか他から流用した素材や、第三者の透かしが入った素材を、自分で用意した素材に差し替える
宣伝の投稿だけが見られていないコンテンツの開示を設定したか宣伝の投稿は、開示を設定してから投稿する
検索から見られていない検索クエリと、キャプション・字幕の言葉動画の内容を表す言葉を、キャプションと字幕に入れる

1本の結果だけで判断せず、同じ型の動画を何本か投稿してから、冒頭や題材を比べます。

NoLangで、同じ型の動画を続けて試作する

同じ型で題材を変えた動画を続けて投稿するには、1本ずつ短い時間で作れることが大切です。 NoLangは、作りたい動画の内容を文章で入力すると、AIが台本を書き、ナレーション・字幕・画像を組み合わせた動画を作る動画生成サービスです。 お手本にする動画(参照動画)を付けて作ることもできるため、同じ型のまま、題材や冒頭を変えた動画を作れます。

下の作例は、NoLangで作った、部屋干しの洗濯物を早く乾かすコツを紹介する約50秒の縦型の動画です。

部屋干しを早く乾かす4つのコツ

部屋干しの洗濯物を早く乾かすコツを4つ紹介する、TikTok向けの縦型の動画にしてください。 冒頭で生乾きの悩みを見せ、最後に保存を呼びかけてください。

このテンプレートで作る

この作例は、「フック・ホールド・アクト」の型で作っています。

  • フック(冒頭):雨の日の部屋と、生乾きのタオルに顔をしかめる場面で「部屋干しが乾かない…」という悩みを見せ、乾かす時間の目安を示します。
  • ホールド(本題):「早く乾かす4つのコツ」の空欄を見せて、4つめがいちばん効くと予告します。コツは1つずつ、1〜2秒ごとに場面を切り替えて説明し、4つめで画面を暗くして溜めてから見せます。
  • アクト(締め):4つのコツを振り返り、笑顔の場面で「次の雨の日のために保存してね」と、保存を一つだけお願いして終わります。

この作例と同じ型で、自分の題材の動画を作る手順です。

  1. 作例の「このテンプレートで作る」を押します。PCでは、NoLangのホーム画面でテンプレートのプレビューが開き、この動画がお手本にセットされます。縦横比も、お手本と同じ縦型(9:16)になります。
  2. 同じ分野で題材を変えた内容と、冒頭の一言を入力して送ります。
タオルを洗ってもニオわせないコツを4つ紹介する、TikTok向けの縦型の動画にしてください。
冒頭は「そのタオル、洗ったのにニオっていませんか?」で始めてください。
  1. できた動画を確認し、必要なら「編集」から字幕やナレーションを直します。
  2. 次の題材を作るときは、できた動画のページの下にある入力欄に、変えたいことを書いて送ります。入力欄にはその動画が参照動画として付いているため、同じ型の新しい動画を作れます。
  3. 動画のページの「ダウンロード」から動画を保存し、TikTok Studioのウェブ版から投稿します。

作例のように、本物のように見える人物や部屋の場面をAIで作った動画は、投稿するときにAI生成コンテンツのラベルを付けます。 題材ごとに冒頭の型(問いかける、結論から言う、など)も変えて投稿すると、インサイトの継続率で、どの冒頭のときに最初の数秒で見るのをやめる人が少ないかを比べられます。 冒頭の型の例と比べ方は、バイラル動画とは?の作り方の手順でも紹介しています。

まとめ

  • TikTokで「バズる」とは、動画がおすすめフィードで多くの人に届き、再生や反応が一気に増えることです。何回再生されたらバズったと言えるのか、決まった回数はありません。
  • TikTokのおすすめは、見た人の行動、動画の情報(キャプション・サウンド・ハッシュタグ)、端末とアカウントの設定から動画を選びます。フォロワー数は直接の要素ではありません。
  • 伸ばすには、最初の3秒で興味を引き、最後まで見たくなる展開にして、テーマを一つの分野に絞ります。台本は「フック・ホールド・アクト」で書きます。
  • 投稿する時間はインサイトの「最もアクティブな時間」で決め、同じ型で続けて投稿します。
  • ハッシュタグは数を増やすより、動画の内容を的確に表すものを選びます。
  • 企業のアカウントでは、商用音楽ライブラリの曲を使い、宣伝の投稿にはコンテンツの開示を設定します。AIで作ったリアルな場面には、AI生成のラベルを付けます。

会社のTikTokアカウントで発信を続けるなら、投稿する縦型の動画をNoLangで作る方法もあります。 介護業界向けの身元保証サービスを運営する株式会社パートクローズは、NoLangで作った動画を、YouTubeやTikTokなど4つのSNSで発信しています(導入事例)。 会社での使い方はお問い合わせから相談でき、詳しい資料は下のボタンから請求できます。

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よくある質問

TikTokでは、何回再生されたら「バズった」と言えますか?
決まった回数はありません。ふだんの動画と比べて再生数や「いいね」、シェアがどれだけ多いかと、フォローしていない人におすすめフィードからどれだけ見られたかで判断します。どこから見られたかは、TikTok Studioのインサイトの「トラフィックソース」で確かめられます。
TikTokで一番伸びる投稿時間は何時ですか?
見てほしい人がTikTokを見る時間は、アカウントごとに違います。TikTok Studioのインサイトの[視聴者]で、過去7日間に自分の視聴者が最もアクティブだった時間を確かめ、その時間に合わせて投稿します。TikTokは、TikTok Studioのウェブ版で最大30日先まで投稿を予約し、視聴者が最もアクティブな時間に届くようにすることを勧めています。
TikTokのハッシュタグは、何個付ければよいですか?
TikTokは、ハッシュタグは多ければ多いほどよいわけではなく、関連性の低いハッシュタグでキャプションを埋めるとかえって逆効果になることがあるとしています。アカウントの分野を表すもの、その動画の内容を表すもの、同じ分野でよく使われているもののうち、動画の内容に合うものだけを選びます。
フォロワーが少ないアカウントでも、バズりますか?
バズることはあります。TikTokは、フォロワー数も、過去に人気の動画を投稿したかどうかも、おすすめに直接は影響しないと説明しています。最初の3秒で興味を引き、最後まで見たくなる動画にすることが、届く範囲を広げる手がかりになります。
投稿してすぐに伸びなかった動画は、もう伸びませんか?
TikTokは、アップロードされたばかりの動画やレビュー中の動画は、おすすめに表示するには不適切と判断される場合があると説明しています。おすすめに表示されなかった動画も、検索や投稿者のアカウントから見つけてもらえます。インサイトで、おすすめの対象外になっていないかと、どこから見られているかを確かめます。
AIで作った動画は、TikTokで伸びにくくなりますか?
TikTokは、AI生成コンテンツの設定をオンにしても、コミュニティガイドラインに違反していない限り、動画の配信には影響しないと説明しています。本物のように見える人物や場面をAIで作った動画には、ラベルを付ける必要があり、ラベルのないAI生成コンテンツは削除されることがあります。ラベルは、投稿した後に編集・削除できません。
企業のアカウントで、流行っている曲を使えますか?
企業は、TikTokの一般の音楽ライブラリの曲を商用利用できないため、商用音楽ライブラリの曲を使います。ビジネスアカウントで「サウンドの追加」をすると、商用音楽ライブラリの曲だけが表示されます。ほかのユーザーのオリジナルの音源など、商用音楽ライブラリにない音源を使う場合は、正しい許諾を得ているかを法務の担当者に確かめるよう、TikTokは勧めています。
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