動画制作の流れ|企画から納品までの7工程と、スケジュール・納期の目安

この記事の要点

  1. 動画制作は、企画、構成・台本、素材の準備、撮影・素材の制作、編集、確認・修正、納品・公開の7工程で進みます。
  2. 制作会社に依頼する場合、企画から納品までの期間は1〜3か月程度が目安です。SNS向けの短い動画は1〜2週間程度、イラストを描き起こすアニメーションは2〜4か月程度とする制作会社もあります。
  3. 依頼先を探して契約するまでの期間と、社内の確認にかかる日数は、制作の期間とは別に見込みます。
  4. スケジュールは公開日から逆算し、確認する人と期限、内容を確定する日、予備の日を最初に決めます。
  5. AIを使うと、撮影とナレーションの収録をしないで作れるため、素材の準備から編集までを短くできます。企画と内容の確認、公開の判断は人が行います。
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動画制作は、企画から納品・公開までを7つの工程に分けて考えると、やることと決める順番が分かりやすくなります。 制作会社に依頼する場合、企画から納品までの期間は1〜3か月程度が目安とされています。 スケジュールは公開日から逆算して組み、確認する人と確認の期限を最初に決めておくと、遅れを防ぎやすくなります。

動画制作の7工程
工程やることできあがるもの
1. 企画目的、見る人、使う場所、公開日、予算を決める企画書
2. 構成・台本場面の順番と、話す内容・画面に出すものを決める構成案、台本、絵コンテ
3. 素材の準備出演者・撮影場所・機材を手配し、写真・資料・ロゴをそろえる撮影の段取り、素材一式
4. 撮影・素材の制作撮影する。撮影しない動画は、イラストや図、AIで画面を作る映像や画像の素材
5. 編集素材をつなぎ、字幕・ナレーション・BGMを入れる初稿(確認用の動画)
6. 確認・修正関係者に見てもらい、意見をまとめて直す完成版
7. 納品・公開決めた形式で書き出し、公開先に載せる納品データ、公開した動画

この記事では、各工程でやることと、制作会社に依頼する場合・自社で作る場合の進め方、期間と納期の目安、公開日から逆算するスケジュールの立て方と工程表の例を説明します。 後半では、AIで短くできる工程と、NoLangで作る場合の進め方を、作例とあわせて紹介します。 期間の目安は、動画制作会社が公開している解説記事の値をもとにしています(2026年10月11日確認)。

動画制作とは

動画制作とは、目的を決めるところから、台本・素材・撮影・編集・確認を経て、見る人に動画を届けるまでの一連の作業(プロセス)です。 映像をつなぐ編集は、その中の1つの工程にあたります。 この記事では、「動画作成」や「映像制作」も同じ作業を指す言葉として扱い、まとめて「動画制作」と呼びます。 映像制作の流れやスケジュール、作る方法を調べている場合も、この記事の内容がそのまま当てはまります。

制作会社の解説では、工程を3つの段階に分けて説明することもあります。 この記事の7工程との対応は次のとおりです。

3つの段階と、この記事の7工程
段階主な作業この記事の工程
プリプロダクション企画と、撮影までの準備企画、構成・台本、素材の準備
プロダクション撮影や素材の制作撮影・素材の制作
ポストプロダクション編集と仕上げ編集、確認・修正、納品・公開

納品を、4つ目の段階として分けて説明する制作会社もあります。

動画制作の流れ:企画から納品までの7工程

ここからは、7つの工程でそれぞれ何をして、何を決めるかを順に説明します。 撮影する動画と、撮影しない動画(アニメーションやスライド、AIで作る動画など)で進め方が変わる所は、工程の中で分けて書きます。

1. 企画:目的・見る人・公開日を決める

最初に、動画を見た人にしてほしいこと(問い合わせ、応募、手順を覚えるなど)を、目的として決めます。 次に、見る人と、動画を使う場所(Webサイト、SNS、展示会、社内の研修など)を決めます。 あわせて、公開日、予算、動画の長さの目安と、確認する人、最後に判断する決裁者を決めておきます。

決めたことは企画書にまとめ、関係者で共有します。 制作会社に依頼する場合は、この企画書が相談(ヒアリング)と見積もりのもとになります。 目的や見る人があいまいなまま進むと、後の工程で内容を変えることになり、遅れの大きな原因になります。 企画書の項目と記入例は、動画制作のヒアリングシート・企画書テンプレートで紹介しています。

2. 構成・台本:場面の順番と話す内容を決める

企画をもとに、場面の順番と、各場面で話す言葉・画面に出すものを決めます。 まず場面の並びと長さを決めた構成案を作り、確認を受けてから、ナレーションやせりふを書いた台本にします。 撮影する動画では、場面ごとの画面の絵と撮り方を描いた絵コンテを作り、撮影の段取りに使います。 絵コンテの書き方と記入例は、動画の絵コンテの書き方で紹介しています。

構成と台本は、後のすべての工程のもとになります。 撮影や編集が進んでから構成を変えると、撮り直しや作り直しが必要になるため、決裁者にはこの段階で確認してもらい、内容を確定させます。 構成案の書式と記入例は、動画の構成案テンプレートで紹介しています。

3. 素材の準備:撮影の段取りを整え、使う素材をそろえる

撮影する場合は、出演者、撮影場所、機材、撮影の日程を決めます。 社外の場所で撮影する場合は、撮影の許可を取っておきます。 撮影しない場合は、画面に使う写真・資料・ロゴ・イラストなどをそろえます。

どちらの場合も、使う素材を動画に使ってよいかを確かめます。 写真や音楽、出演者の姿や声には、それぞれ権利があります。 素材の権利の確かめ方は、YouTubeと動画の著作権で説明しています。

4. 撮影・素材の制作:映像や画面の素材を作る

撮影する動画では、台本と絵コンテに沿って撮影します。 屋外の撮影は天候で延期になることがあり、出演者の都合で日程が変わることもあるため、撮影の予備日を押さえておきます。

撮影しない動画では、イラストや図、アニメーション、AIで作る画像や映像で、画面の素材を作ります。 ナレーションは、ナレーターが収録するほか、文章を読み上げる音声で作る方法もあります。

5. 編集:素材をつないで初稿を作る

撮影した映像や画面の素材をつなぎ、字幕・テロップ、ナレーション、BGM、効果音を入れます。 音の大きさや聞きやすさを整える仕上げ(MA)も、この工程で行います。 編集が終わると、関係者に確認してもらうための初稿ができます。

6. 確認・修正:関係者に見てもらい、まとめて直す

初稿を関係者に見てもらい、修正が必要な箇所を洗い出します。 意見は何回にも分けて伝えず、社内でまとめてから、直してほしい箇所を具体的に伝えます。 確認する人と確認の期限、修正する回数は、企画の段階で決めておきます。 修正した版をもう一度確認し、決裁者が承認したら完成です。

7. 納品・公開:決めた形式で書き出し、公開する

完成した動画を、決めた形式(MP4など)で書き出します。 Webサイト用の横長の版とSNS用の縦長の版のように、使う場所ごとに複数の版を作ることもあります。 制作会社に依頼した場合は、納品されたデータの形式と内容を確かめます。 最後に、Webサイトや動画の共有サイトなど、決めておいた公開先に載せます。

制作会社に依頼する場合の流れ

制作会社に依頼する場合も、制作の工程は7つのまま変わりません。 違うのは、制作が始まる前に依頼先を決めて契約する段取りがあることと、工程ごとに依頼する側の作業もあることです。

依頼するまでの段取り

  1. 社内で、目的・公開日・予算を決める
  2. 制作会社に相談し、内容を説明する(ヒアリング)
  3. 提案と見積もりを受け取り、比べる
  4. 依頼先を決め、発注・契約する

制作が始まるのは、多くの場合、契約を結んだ後です。 会社の規模によっては契約だけで1か月ほどかかる場合もあるため、依頼先を探して契約するまでの期間も、スケジュールに入れておきます(出典: CINEMATO「動画制作の流れ(フロー)とは?依頼から納品までの工程・スケジュールを解説」)。

工程ごとの分担

制作会社に依頼しても、決めることと確かめることは依頼する側に残ります。 工程ごとの主な分担は次のとおりです。

制作会社に依頼する場合の分担
工程制作会社がすること依頼する側がすること
企画ヒアリング、企画案の作成目的・見る人・公開日・予算を伝え、企画案を確認する
構成・台本構成案・台本・絵コンテの作成内容と表記を確かめ、確定する
素材の準備出演者・撮影場所・機材の手配ロゴ・写真・資料を渡す。社内の出演者や撮影場所を手配する
撮影・素材の制作撮影、イラストや図の制作撮影に立ち会い、気になる点をその場で伝える
編集編集、字幕、ナレーション、BGM、音の仕上げ初稿を確認する日程を空けておく
確認・修正指摘に沿った修正社内の意見をまとめて伝え、完成を承認する
納品・公開決めた形式での書き出しと納品納品データを確かめ、公開する

見積もりのときにスケジュールの条件を確かめる

見積もりの段階で、スケジュールに関わる次の条件を確かめておきます。

  • 納期と、初稿・修正版が届く日
  • 修正できる回数と範囲(構成の変更や撮り直しを含むか)
  • 依頼する側が素材を渡す期限と、確認の結果を返す期限
  • 急ぐ場合に対応できるか、その場合の条件

費用の相場と内訳、権利や納品形式など、見積もりで確かめるほかの項目は、動画制作の費用相場で説明しています。

自社で作る場合の流れ

社内で作る場合も、同じ7つの工程を順に進めます。 最初に決めておくのは、次の3つです。

  • 担当:企画・台本・撮影・編集・確認を、それぞれ誰が受け持つか
  • 作り方:撮影するか、撮影しないで作るか
  • 道具:カメラやマイク、編集ソフト、AIで動画を作るサービスなど、何を使うか

撮影する場合は、素材の準備と撮影の工程が必要で、出演者・場所・機材の手配と、撮影した映像の編集に手間がかかります。 撮影しない場合は、スライドや図、イラスト、パソコンの画面の録画、AIで作る画像などで画面を作り、ナレーションと字幕を入れて仕上げます。

社内で作るときも、確認する人と確認の期限は、依頼する場合と同じように最初に決めておきます。 担当者がほかの業務と並行して進める場合は、工程ごとに作業する日を決めてスケジュールに入れておくと、後回しになりにくくなります。 動画を続けて作る場合は、この7工程と担当・確認の手順を、社内の動画制作のワークフローとして決めておくと、担当者が替わっても同じ手順で進められます。 初めて作る場合の手順と編集のコツは、動画の作り方で説明しています。

動画制作の期間と納期の目安

ここでは、制作会社に依頼する場合の期間の目安を、制作会社が公開している解説記事の値から示します。 どれも目安で、動画の種類や長さ、作り込み、確認にかかる日数で変わります。

全体の期間は1〜3か月程度

企画から納品までの期間は、1〜2か月、または1〜3か月程度とする制作会社が多く見られます。 撮影する実写の動画で約1.5〜2か月、撮影しないアニメーションの動画で約1〜1.5か月とする例もあります。

これらの目安は企画から納品までの期間で、依頼先を探して契約するまでの期間は別にかかります。 また、確認や社内の承認を待つ時間、素材の提供が遅れた時間を、制作が止まっている時間として扱う制作会社もあります。 そのため、社内の手続きや確認にかかる日数は、制作会社の作業の期間とは別に見込んでおきます。

(出典: CINEMATO「動画制作の納期~種類別の目安や短納期にするコツを解説」、LOCUS「動画制作の流れとスケジュール管理の完全ガイド|目安の期間や交渉術も紹介」、プルークス「動画制作の納期はどれくらい?工程別の期間と短納期にするポイントを解説」、ヒューマンセントリックス「動画制作の納期はどれくらい?種類別の目安と遅延させないコツを解説」、トック企画「動画制作の納期は1〜3ヶ月が目安|短縮するための7つの準備と進行のコツ」)

工程ごとの期間

撮影する動画を依頼する場合の、工程ごとの期間の目安は次のとおりです。 工程の分け方は制作会社によって違うため、この記事の7工程にまとめ直しています。

工程ごとの期間の目安(撮影する動画の依頼)
工程期間の目安
企画、構成・台本(絵コンテまで)1〜3週間程度
素材の準備、撮影1〜2週間程度(撮影の当日は半日〜3日ほど)
編集(字幕・ナレーション・音の仕上げを含む)2〜3週間程度
確認・修正、納品1〜2週間程度

(出典: CINEMATO、プルークス、ヒューマンセントリックス、トック企画、ムビサク「動画制作にかかる納期はどれくらい?短納期にするポイントや納品までの工程と期間も解説!」)

修正にかかる日数は、修正の中身で変わります。 文字の直しのような小さな修正は1〜2日程度、構成の変更や撮り直しを伴う修正は1〜2週間程度かかるとする制作会社もあります(出典: ヒューマンセントリックス)。

動画の種類による違い

動画の種類によって、期間の目安は次のように変わります。

動画の種類による期間の目安(依頼する場合)
動画の種類期間の目安
SNS・YouTube向けの短い動画1〜2週間程度(2〜4週間を最短とする会社もある)
Web広告用の短い動画1〜2か月程度
社員インタビューや採用動画など、撮影する動画1〜2か月程度
演出を作り込む会社紹介やドラマ仕立ての動画2〜3か月程度
アニメーション(既存の素材を使う、図や文字の動きが中心)1〜2か月程度
アニメーション(イラストを描き起こす)2〜4か月程度
テレビCM3か月以上

(出典: CINEMATO、プルークス、ヒューマンセントリックス、トック企画、ジアスプロモーション「動画制作の納期はどれくらい?種類別目安と短縮のコツを解説」、フレッシュタウン「動画制作の流れを徹底解説|企画・撮影・編集の各工程とスケジュール」、LOCUS)

動画の種類ごとの特徴と、目的に合う種類の選び方は、動画制作の種類一覧で紹介しています。

短い納期で作れる場合

撮影がない、動画が30〜60秒程度と短い、企画と構成がある程度決まっている、素材や資料がそろっている、修正は1回まで、といった条件を満たせば、1週間ほどで作れる場合もあるとされています。 撮影済みの素材を渡して編集だけを頼む場合は、3日〜1週間程度とする制作会社もあります。 ただし、急ぎの依頼は制作会社が人員を優先して確保する必要があるため、多くの場合、追加の費用(特急料金)がかかるとされています。 (出典: CINEMATO、ヒューマンセントリックス)

スケジュールの立て方:公開日から逆算する

動画制作のスケジュールは、公開日から逆算して組みます。 手順は次の5つです。

  1. 公開日を決め、その前に、社内の承認を終える日を置く
  2. 工程ごとの日数を、上の目安の範囲で、後ろの工程から順に割り振る
  3. 確認の回数と期限、確認する人を決め、内容を確定する日(台本の確定、完成の承認など)を書き込む
  4. 予備の日を入れる
  5. 逆算した開始日が今日より前になったら、内容か作り方を見直す

予備の日は、天候などで延びやすい撮影の後や、確認・修正の後に置くと使いやすくなります。 全体の期間に2割ほどの余裕を持たせて計画する方法もあり、たとえば10日でできる作業なら12日で計画します(出典: プルークス)。

逆算した開始日が今日より前になる場合は、動画を短くする、撮影しない作り方に変える、確認する人を絞る、といった方法で期間を短くします。 公開日そのものを動かせるかどうかも、早めに確かめておきます。

動画制作の工程表の例:撮影する採用動画を依頼する場合

次の表は、社員インタビューを撮影する採用動画を制作会社に依頼する場合を想定し、公開日の10週間前から逆算して組んだ例です。 各工程の日数は上の目安の範囲で決め、予備の日を加えています。 依頼先が決まって契約を終えた時点から数えているため、依頼先を探して契約するまでの期間は、この前に見込みます。

工程表の例(公開日の10週間前に始める場合)
時期工程決めること・確かめること確認する人
10〜9週間前企画、構成・台本企画案と構成案を確認し、台本を確定する担当者、決裁者
8〜7週間前素材の準備、撮影出演する社員・撮影場所・日程を決め、撮影する担当者(撮影に立ち会う)
6週間前予備撮影が延びたときに使う―
5〜4週間前編集初稿を受け取る日を確かめておく担当者
3週間前確認・修正(1回目)初稿への意見を社内でまとめ、期限までに返す担当者、関係部署
2週間前確認・修正(2回目)修正版を確認し、完成を承認する決裁者
1週間前納品、予備納品データを確かめ、公開の準備をする担当者
公開日公開公開先に載せる担当者

工程表は、表計算ソフトなどで、工程・期限・担当・確認する人・できあがるものの列を作って管理すると、関係者と共有しやすくなります。 確認する人と期限を書き込んだ工程表を最初に共有しておくと、確認の待ち時間を減らせます。

スケジュールが遅れる原因と、防ぐ方法

制作会社の解説では、スケジュールが遅れる原因として、依頼する側の事情が多く挙げられています。 主な原因と防ぐ方法は次のとおりです。

遅れる原因と防ぐ方法
遅れる原因防ぐ方法
確認や社内の承認の返事が遅れる確認する人と期限を工程表に書き、最初に共有する
制作が進んでから決裁者の確認が入り、方針が変わる決裁者に、企画と台本の段階で確認してもらう
修正の指示があいまい、または何回にも分かれて届く社内の意見を1つにまとめ、直してほしい箇所を具体的に伝える
ロゴ・写真・資料などの素材を渡すのが遅れる必要な素材の一覧と渡す期限を、企画の段階で決める
撮影が天候や出演者の都合で延びる撮影の予備日を押さえる

(出典: プルークス、ヒューマンセントリックス、トック企画、ムビサク)

期間そのものを短くしたい場合は、次の方法があります。

  • 動画を短くし、場面の数を減らす
  • 撮影しない作り方(アニメーション、スライド、AIで作る動画など)を選ぶ
  • イメージに近い参考動画を2〜3本選び、企画の段階で制作会社と共有する

参考動画があると、完成のイメージのずれが減り、修正が少なくなって、納期を短くしやすくなります(出典: CINEMATO、プルークス)。

AIを使って自社で作る場合:短くできる工程

AIで動画を作るサービスを使うと、撮影やナレーションの収録をせずに動画を制作できます。 ここでは、NoLangを例に、AIに任せられる作業と、人が行うことを分けて説明します。

NoLangでは、次の作業をAIに任せられます。

  • 台本の下書き:入力した文章や資料から、場面の構成と読み上げる文を作る
  • ナレーション:読み上げる文を音声にする
  • 画面:場面ごとに、画像や文字を配置する
  • 編集の初稿:場面をつないで、1本の動画にする

撮影の準備と撮影、ナレーションの収録がなくなり、素材の準備から編集までの工程を短くできます。 一方で、次のことは人が行います。

  • 企画:目的、見る人、伝える内容、公開日を決める
  • 入力の用意:もとになる文章・台本・資料を用意する
  • 確認:内容が正しいか、言葉づかいや表記が社内の決まりに合っているかを確かめて直す
  • 承認と公開:関係者に見てもらい、公開してよいかを判断する

NoLangで作る場合の進め方

NoLangでは、ホームの入力欄に作りたい動画の内容を書くか、入力欄の下の「台本から作成」「資料から作成」から作り始めます。

NoLangのホーム画面。入力欄と、その下の「台本から作成」「資料から作成」を赤枠で囲んでいる
  • 入力欄:作りたい動画の内容を文章で書き、右下の矢印のボタンを押すと、動画の生成が始まります。入力欄の下部にあるメニューで、縦横比(画像では「横型」)と動画の長さの目安(「おまかせ」)を選べます。
  • 「台本から作成」:用意した台本を入力し、テンプレートを選んで動画を作ります。
  • 「資料から作成」:PDFやPowerPoint(.pptx)の資料をアップロードし、テンプレートを選んでから、作り方(「全ページ解説」「要点のみ解説」「スピーカーノート」「台本を指定」)と指示を入力します。

できた動画は、動画のページの「編集」から編集画面を開き、「読み上げ台本」で場面ごとに読み上げる文を直せます。 直した内容は「この内容で確定する」で動画に反映します。

関係者に見てもらうときは、動画のページの「その他」から「共有リンク」を開き、「動画を公開する」を押します。 公開すると、リンクを知っている人が動画を見られるようになります。 「リンクをコピー」でリンクをコピーし、関係者に送ります。 確認が終わったら、「公開を停止する」で非公開に戻せます。

NoLangの動画のページで開いた「共有リンク」の画面。「動画を公開する」のボタンと説明文を赤枠で囲んでいる

完成した動画は、動画のページの「ダウンロード」からMP4で保存できます。 操作の詳しい手順は、AI動画の作り方と動画の作り方で説明しています。

作例:工程のメモから作った解説動画

次の動画は、動画制作の進め方を7つの工程にまとめた社内向けのメモをもとに、NoLangで作った解説動画です。 入力に使ったメモは次のとおりです。

動画制作の進め方(社内共有用メモ)

1. 企画:目的、見る人、使う場所、公開日、予算を決める
2. 構成・台本:場面の順番と、話す内容を書く
3. 素材の準備:出演者・場所・機材、写真や資料、ロゴをそろえる
4. 撮影・素材の制作:撮影する。撮影しない動画は、イラストやAIで画面を作る
5. 編集:映像をつなぎ、字幕・ナレーション・BGMを入れる
6. 確認・修正:関係者に見てもらい、まとめて直す
7. 納品・公開:決めた形式で書き出し、公開先に載せる

公開日から逆算して、工程ごとの期限と、確認する人を決める。

動画では、最初に7つの工程の全体を見せてから、工程ごとに、決めることやそろえるものを図で示しています。 ナレーションは読み上げの音声で、話す言葉に合わせて画面の下に字幕が出ます。 最後に、公開日から逆算して期限と確認する人を決めるコツと、7つの工程のおさらいを入れています。

動画制作の流れ|企画から納品まで

動画制作の進め方をまとめた社内メモをもとに、企画から納品・公開までの7つの工程を順に紹介する解説動画にして。最後に、公開日から逆算してスケジュールを立てるコツも入れて。

このテンプレートで作る

「このテンプレートで作る」を押すと、NoLangのホームが開き、この動画をお手本にセットできます。 入力欄に紹介したい業務の流れを書いて、動画を生成します。

まとめ

動画制作は、企画、構成・台本、素材の準備、撮影・素材の制作、編集、確認・修正、納品・公開の7工程で進みます。 制作会社に依頼する場合の期間は1〜3か月程度が目安で、依頼先を探して契約するまでの期間と、社内の確認にかかる日数は別に見込みます。 スケジュールは公開日から逆算し、確認する人と期限、予備の日を最初に決めておくと、遅れを防ぎやすくなります。

仕事で使う動画を社内で作り続けるなら、NoLangを使う方法もあります。 文章や台本、PDFやPowerPointの資料から、ナレーションと字幕の付いた動画を作れます。 会社での使い方はお問い合わせから相談でき、詳しい資料は下のボタンから請求できます。

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よくある質問

動画制作にはどのくらいの期間がかかりますか?
制作会社に依頼する場合、企画から納品までの期間は1〜3か月程度が目安です。SNSやYouTube向けの短い動画は1〜2週間程度、イラストを描き起こすアニメーションは2〜4か月程度、テレビCMは3か月以上とする制作会社もあります。依頼先を探して契約するまでの期間と、社内の確認にかかる日数は、これとは別に見込んでおきます。
修正は何回までできますか?
修正できる回数と範囲は、制作会社との契約で決まります。構成の変更や撮り直しを含むかどうかも会社によって違うため、見積もりの段階で確かめておきます。社内の意見を1つにまとめてから伝えると、修正の回数が増えにくく、期間も延びにくくなります。
動画制作と動画作成の違いは何ですか?
どちらも動画を作ることを指して使われる言葉です。この記事では、企画から納品・公開までの作業全体を「動画制作」と呼び、「動画作成」も同じ意味で扱っています。どちらの呼び方でも、工程と進め方は変わりません。
AIで動画を作ると、どの工程が短くなりますか?
撮影とナレーションの収録をしないため、素材の準備から編集までの工程が短くなります。NoLangでは、文章や資料を入力すると、読み上げのナレーションと画面のそろった動画の初稿ができ、読み上げる文を直してから、共有リンクで関係者に見てもらえます。目的と伝える内容を決める企画、内容が正しいかの確認、公開の判断は人が行います。
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