YouTubeの動画のサムネイルは、横長の16:9で作ります。 YouTubeヘルプが勧める解像度は3,840×2,160ピクセルで、最小の幅は640ピクセルです。 ファイルはJPGかPNGにし、パソコンからアップロードするなら50MBまで、スマホからなら2MBまでにします。
この記事では、2026年10月11日にYouTubeヘルプとYouTube Studioで確かめたサムネイルのサイズ・比率・容量をまとめ、作り方の手順とデザインのコツを説明します。 パソコンのYouTube Studioでサムネイルを設定・変更する方法と、A/Bテストで効果を確かめる方法、NoLangで作った動画にサムネイルを付けて投稿する方法も紹介します。
YouTubeのサムネイルの推奨サイズと比率
YouTubeヘルプで勧められているサムネイルの縦横比と解像度は、次のとおりです(2026年10月11日に確認)。
| 種類 | 縦横比 | 推奨の解像度 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 通常の動画 | 16:9(横長) | 3,840×2,160ピクセル | 幅640ピクセル |
| ショート動画 | 9:16(縦長) | 2,160×3,840ピクセル | 高さ640ピクセル |
ポッドキャストの再生リストのサムネイルは、1:1(正方形)にします。 ポッドキャストの作り方と設定は、YouTubeのポッドキャストとは?で説明しています。
ファイルの形式と容量の上限は、次のとおりです。 容量の上限は、アップロードに使う端末によって違います。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| ファイル形式 | JPG、PNGなど |
| 容量の上限(パソコンからアップロード) | 50MB(動画・ショート動画・ポッドキャストのサムネイル) |
| 容量の上限(スマホなどのモバイルからアップロード) | 動画のサムネイルは2MB、ポッドキャストのサムネイルは10MB |
「2MB以下」と書かれた解説もありますが、いまのYouTubeヘルプでは、2MBはスマホなどのモバイルからアップロードするときの上限です。 パソコンのYouTube Studioからは、50MBまでの画像をアップロードできます。
出典はYouTube でカスタム サムネイルを追加する(YouTubeヘルプ)です。 動画そのものの解像度とアスペクト比は、YouTube動画のサイズで説明しています。
1,280×720ピクセルでもよいか
1,280×720ピクセルの画像も使えます。 YouTube Studioのサムネイルの欄にある「?」のヒントでも、1,280×720ピクセル(16:9)、50MB未満、JPGかPNGが勧められています。
ただし、YouTubeヘルプは、サムネイルを「できるだけサイズの大きいもの」にするよう勧めています。 サムネイルは埋め込みプレーヤーのプレビュー画像にも使われ、表示される大きさが端末によって違うためです。 また、YouTube StudioのA/Bテストでは、サムネイルの解像度が720p(1,280×720)未満だと、テストに使うサムネイルがすべて480p(854×480)に縮小されます。
新しく作るなら3,840×2,160ピクセル、少なくとも1,280×720ピクセルにします。
ショート動画と縦長の動画のサムネイル
ショート動画のサムネイルは9:16の縦長で、推奨は2,160×3,840ピクセルです。 ショート動画に自分で作った画像を付けられるのは、パソコンのYouTube Studioだけです。 ショート動画そのものの作り方は、YouTubeショート動画の作り方で説明しています。
縦長の動画に16:9のサムネイルを付けた場合、ホーム、探索、登録チャンネルのページでは、YouTubeが自動で作った4:5のサムネイルに置き換わります。 再生フィード、再生履歴、モバイル以外の端末では、付けたサムネイルが表示されます。
YouTubeのサムネイルの作り方
サムネイルは、16:9の画像をJPGかPNGで書き出せるソフトで作ります。 どのソフトで作る場合も、次の順に進めます。
動画で伝えることを一つに絞る
動画を見るとわかること、できるようになることを、短い言葉にします。 タイトルでも内容を伝えるので、サムネイルでは、動画で伝えることの中から、画像や短い言葉で見せられるものを選びます。
使う画像を用意する
撮影するときに、サムネイルに使う写真も撮っておきます。 YouTubeヘルプのヒントでも、撮影時に撮った写真をサムネイルに使う方法が紹介されています。 動画の一場面を使う場合は、内容がひと目でわかる場面を選びます。 他人が撮った写真や人物の画像を使うときの権利は、YouTubeと動画の著作権で説明しています。
16:9で画像を作る
3,840×2,160ピクセル(少なくとも1,280×720ピクセル)の大きさで作り、画像の上に文字やロゴを重ねます。 重要な文字や顔は、右下の角を避けて置きます。 理由は、次の「クリックされるデザインのコツ」で説明します。
縮小して確かめる
作った画像を、幅250ピクセルほどに縮小して表示します。 画面の幅が1,440ピクセルのパソコンでは、再生ページの右に並ぶ一覧のサムネイルが幅248ピクセルほどでした。 この大きさで文字が読めるか、何の動画かがわかるかを確かめます。
JPGかPNGで書き出す
パソコンのYouTube Studioからアップロードするなら50MBまで、スマホからアップロードするなら2MBまでにします。
YouTube Studioで設定する
動画の詳細の「サムネイル」の欄で画像をアップロードし、保存します。 手順は、後の「YouTube Studioでサムネイルを設定・変更する」で説明します。
クリックされるデザインのコツ
YouTubeヘルプの「サムネイルとタイトルに関するヒント」では、視聴者が動画を見るかどうかを決めるときに、たいてい最初に目にするのがサムネイルとタイトルだと説明しています。 ここでは、このヒントと、パソコンのYouTubeでサムネイルの表示の大きさを測った結果から、デザインのコツを紹介します。
動画の内容と合わせる
サムネイルには、動画の中で実際に見られるものを載せます。 YouTubeは、謳い文句と違う内容の動画を、欺くようなタイトルやサムネイルでクリックさせることを「悪質なクリックベイト」として禁止しています(スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシー)。
YouTube StudioのA/Bテストでも、クリック率ではなく、総再生時間が最も長かったサムネイルが選ばれます。 YouTubeヘルプはその理由を、内容がわかるタイトルとサムネイルなら、視聴者が関心のない動画を誤ってクリックしないためだと説明しています。 インプレッションとクリック率についてのYouTubeヘルプでも、クリックベイトの動画は平均視聴時間が短くなりやすく、YouTubeにおすすめされにくいと説明されています。
伝えることを一つにして、文字を大きくする
サムネイルは、一覧の中で小さく表示されます。 幅1,440ピクセルのパソコンの画面で、2026年10月11日にYouTubeのサムネイルの表示の大きさを測ると、次のとおりでした。
| 場所 | 表示の大きさ(横×縦) | 1,280×720の画像と比べた幅 |
|---|---|---|
| 検索結果 | 500×281ピクセル | 約4割 |
| ホーム | 373×210ピクセル | 約3割 |
| 再生ページの右の一覧 | 248×139ピクセル | 約2割 |
再生ページの右の一覧では幅が約5分の1になるので、1,280×720ピクセルの画像の中で高さ60ピクセルの文字は、約12ピクセルで表示されます。 文字は少なくし、縮小しても読める太さと大きさにします。 YouTubeヘルプも、デザインを複雑にしすぎないことと、読みやすいフォントを使うことを勧めています。
右下の再生時間の表示に重ねない
一覧のサムネイルの右下には、動画の長さ(再生時間)が表示されます。 上の測定では、再生時間の表示は高さ20ピクセルで、サムネイルの右端と下端から4〜8ピクセルの位置に表示されていました。 表示が覆う範囲は、場所と動画の長さによって、サムネイルの幅の1〜2割、高さの1〜2割ほどでした。
右下の角から幅・高さそれぞれ2割ほどの範囲には、重要な文字や顔を置かないようにします。 また、サムネイルの四隅は丸く表示される(ホームでは半径12ピクセル)ので、文字は四隅から少し離して置きます。
人の表情や行動を見せる
YouTubeヘルプは、チャンネル登録者以外の人に向けた動画では、驚いた表情など、誰でも共感できる行動や感情を見せることを勧めています。 チャンネル登録者に向けた動画では、登録者が見慣れたものを使って目立たせる方法も紹介されています。
三分割法で配置する
画面を縦と横にそれぞれ3等分する線を目安にして、主役となる人物や物を線や交点の近くに置く構図を、三分割法といいます。 YouTubeヘルプは、三分割法で関心を引く画像を作り、その上にロゴや説明文を重ねる作り方を紹介しています。
色は鮮やかに、使いすぎない
YouTubeヘルプによると、鮮やかな色や構成は目に留まりやすい一方で、やりすぎると敬遠されることがあります。 文字の色は、背景の画像とはっきり区別できるものにします。
古いサムネイルも見直す
視聴者の好みやサムネイルの流行は時間とともに変わるので、YouTubeヘルプは、古い動画のサムネイルを新しくすることも勧めています。 サムネイルは、動画を公開した後でもYouTube Studioで変更できます。
YouTube Studioでサムネイルを設定・変更する
サムネイルは、動画をアップロードするときの「詳細」の画面でも、公開した後の「動画の詳細」でも設定できます。 アップロード全体の手順は、YouTubeに動画をアップロードする方法で説明しています。 ここでは、パソコンのブラウザでYouTube Studioを使い、アップロード済みの動画のサムネイルを変更する手順を説明します。
- YouTube Studioを開きます。
- 左のメニューで[コンテンツ]を選びます。
- サムネイルを変える動画のタイトルを押して、「動画の詳細」を開きます。
- 「サムネイル」の欄で[ファイルをアップロード]を押し、用意した画像を選びます。
- 右上の[保存]を押します。
「サムネイル」の欄には、[ファイルをアップロード]のほかに、[動画から選択]と[A/B テスト]が並んでいます。 [A/B テスト]の使い方は、後の「A/Bテストとクリック率で効果を確かめる」で説明します。
動画の場面から選ぶ
[動画から選択]を押すと「動画からフレームを選択」が開き、YouTubeが動画から選んだ3つの場面が並びます。 使う場面を選んで[完了]を押し、[保存]を押すと設定されます。 ほかの場面を使いたいときは、その場面の画像を用意して[ファイルをアップロード]から設定します。
自分で作った画像は、電話番号の確認をしてから
自分で作った画像をサムネイルにするには、電話番号によるアカウントの確認が必要です。 電話番号の確認が済んでいないチャンネルで[ファイルをアップロード]か[A/B テスト]を押すと、「カスタム サムネイルを追加するには、電話番号を確認してください。」と表示されます。
確認の手順は、YouTubeに動画をアップロードする方法の「15分を超える動画をアップロードする」で説明しています。
サムネイルの画像も、コミュニティ ガイドラインに沿っている必要があります。 ガイドラインに反するサムネイルは拒否され、アカウントが違反警告を受けることがあります。 違反を繰り返すと、自分で作ったサムネイルを30日間使えなくなることもあります。
ショート動画のサムネイルを設定する
ショート動画は、[コンテンツ]の上部で[ショート動画]を選んでから動画を開き、「サムネイル」の欄で画像をアップロードします。 アップロードする画像は、9:16の縦長にします。
A/Bテストとクリック率で効果を確かめる
A/Bテストで比べる
YouTube Studioの[A/B テスト]では、1本の動画に最大3つのサムネイルを用意して、視聴者に同時に表示して比べられます。 タイトルだけ、またはタイトルとサムネイルの組み合わせを比べることもできます。 テストが終わると、総再生時間が最も長かったものが、すべての視聴者に表示されます。
- YouTube Studioで「動画の詳細」を開きます。
- 「サムネイル」の欄の[A/B テスト]を押します。
- [サムネイルのみ]を選びます。
- 比べるサムネイルを最大3つアップロードし、[完了]を押します。
テストは2週間以内に終わります。 途中の結果は、動画の[アナリティクス]の[リーチ]タブにある「A/B テストの進行状況」で確かめられます。 テスト中に動画のタイトルやサムネイルを変えると、テストは止まります。 案どうしが似すぎていると差が出にくく、テストが長引くことがあるので、違いがはっきりわかる案を比べます。
A/Bテストを使えるのは、パソコンのYouTube Studioで、上級者向け機能を使えるチャンネルです。 ショート動画と予約したライブ配信は対象外で、プレミア公開の動画はプレミア公開が終わってから対象になります(ライブ配信のアーカイブはテストできます)。 子ども向けの動画、成人向けの動画、非公開の動画も対象外です。 詳しい条件は、タイトルとサムネイルの A/B テスト(YouTubeヘルプ)で確かめられます。
公開後24時間のクリック率を見る
YouTubeヘルプは、公開してから24時間のクリック率で、サムネイルとタイトルの効果を確かめることを勧めています。 チャンネル登録者以外の人に向けた動画は、ホームとおすすめでのクリック率を見ます。 チャンネル登録者に向けた動画は、登録チャンネルのフィードでのクリック率を見ます。 どちらも、サムネイルが表示された回数(インプレッション数)が平均より多い動画で確かめます。
クリック率は、YouTube Studioで動画の[アナリティクス]を開き、[リーチ]タブの「サムネイルのクリック率」で確かめられます。 サムネイルが表示された回数のうち、視聴につながった回数の割合です。
NoLangで動画を作り、サムネイルを付けて投稿する
NoLangでは、作りたい動画の内容を入力すると、ナレーションと字幕の入った動画ができます。 次のテンプレートは、NoLangで作った、YouTubeのサムネイルのデザインのコツを解説する動画です。 1枚のサムネイルを、主役・表情・文字・色・配置の5つのコツで直していく構成です。 「このテンプレートで作る」から、同じ構成で自分の題材の動画を作れます。
YouTubeサムネイル デザインの5つのコツ
YouTubeのサムネイルのデザインのコツを、よくある失敗を1つずつ直しながら紹介する動画を作ってください。
完成した動画は、NoLangの動画のページの[投稿]から、YouTubeへ直接アップロードできます。 YouTubeへの投稿画面では、タイトルや説明とあわせて、サムネイルの画像(JPEGかPNG)を添えられます。 自分で作った画像をサムネイルにするには電話番号の確認が必要なので、添える場合は、先にYouTubeで確認を済ませておきます。 投稿の手順は、YouTubeに動画をアップロードする方法の「NoLangからYouTubeへ直接投稿する」で説明しています。
会社のYouTubeチャンネルで発信を続けるなら、投稿する動画をNoLangで作る方法もあります。 SAPの専門情報メディアのSAPラボでは、記事の内容を台本にした解説動画をNoLangで作り、YouTubeに投稿しています(導入事例)。 会社での使い方はお問い合わせから相談でき、詳しい資料は下のボタンから請求できます。
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