ブランディング動画は、会社や商品が大切にしている考え方や「らしさ」を、映像と音と言葉で伝え、見た人に印象と共感を残す動画です。 「ブランドムービー」「ブランディング映像」とも呼ばれます。 事業の内容を説明する会社紹介動画や、商品を買ってもらうための広告とは違い、見た人にすぐ何かをしてもらうことより、その会社を思い浮かべたときの印象をつくることを目的にします。
この記事では、ほかの企業の動画との違い、種類と使う場面、期待できる効果と確かめ方を整理したうえで、ブランドの考え方を言葉にするところから公開までの作り方を説明します。 後半では、架空の会社を題材に、ブランドの軸の書き出しから完成動画までを一つの作例で通して紹介します。 完成動画はNoLangで作り、同じ構成で自社の動画を作れるテンプレートとして掲載しています。
ブランディング動画とは
ブランドとは、会社や商品の名前を聞いたときに、人が思い浮かべるイメージの全体です。 ロゴや色だけでなく、商品の品質、社員の対応、広告、口コミなど、あらゆる接点で受けた印象が積み重なってできます。 ブランディングは、その印象を「こう思い浮かべてほしい」という姿に近づけていく取り組みです。
ブランディング動画は、その取り組みの中で、会社や商品が何を大切にし、どんな存在でありたいかを伝える役割を担います。 「想い」や「らしさ」は、文章だけで書くと抽象的になりがちです。 映像の場面、色、音楽、声、言葉を組み合わせると、短い時間で一度に伝えられます。 中心に置くのは、事業や商品の機能ではなく、「なぜその仕事をしているのか」「誰のどんな毎日を支えたいのか」といった考え方です。
会社紹介動画・PR動画・広告・採用動画との違い
企業が作る動画には、ブランディング動画と似たものがいくつもあります。 違いは、何を中心に伝え、見た人にどうなってほしいかにあります。
| 動画 | 目的 | 伝える中心 | 見た後に起きてほしいこと | 効果の現れ方 | 主な置き場所 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブランディング動画 | 会社や商品の考え方を伝え、印象と共感を残す | 理念、大切にしていること、目指す姿 | 「こういう会社だ」と思い浮かべ、考え方に共感する | 時間をかけて、選ばれ方や集まる人の変化として現れる | 会社サイトのトップ、ブランドサイト、SNS、展示会、社内の集まり |
| 会社紹介動画 | 会社の全体像を正しく理解してもらう | 事業、製品、拠点、沿革、数字 | 会社を理解し、取引や応募を判断する材料にする | 商談や説明会で、理解までの時間が短くなる | 会社サイト、商談、展示会、会社説明会 |
| PR動画 | 商品・サービス・取り組みを知らせ、関心を持ってもらう | 特定の商品や出来事(新サービス、オープンなど) | 知る、理解する、申し込むなど、決めた行動をとる | 公開した時期の再生や問い合わせに現れる | SNS、告知ページ、メール |
| 動画広告(CM) | 購入や申し込みを促す | 商品の特長、価格、キャンペーン | 購入する、申し込む、広告から目的のページへ進む | 配信している間のクリックや購入に現れる | 広告枠、テレビ |
| 採用動画 | 応募してもらい、入社後のずれを減らす | 仕事の中身、働く人、職場 | 応募する、説明会に参加する | 応募の数や、応募する人の考え方に現れる | 採用サイト、求人媒体、説明会 |
実際の制作では、これらが重なることもよくあります。 会社紹介動画の中に理念を伝える場面を入れたり、採用向けにブランディング動画を作ったりする場合です。 ただし、1本で事業の説明と想いの表現を両方やろうとすると、説明の場面と情緒的な場面が交互に出てきて、どちらも印象に残りにくくなります。 伝える中心は一つに決め、ほかの役割は別の動画か、同じ素材から作る別の版に任せるのが基本です。
事業や沿革まで伝える動画は会社紹介動画の作り方、商品や出来事を知らせる動画はPR動画の作り方、応募につなげる動画は採用動画の作り方で詳しく扱っています。
ブランディング動画の種類と使う場面
ブランディング動画は、何のブランドを、誰に向けて伝えるかで、いくつかの種類に分けられます。
| 種類 | 伝えること | 主に見る人 | 使う場面・置き場所 |
|---|---|---|---|
| 企業全体(企業ブランディング) | 会社の理念、存在する意味、目指す社会 | 顧客、取引先、地域の人、株主、求職者 | 会社サイトのトップ、展示会、株主総会、式典 |
| 商品・サービス | 商品やサービスが届けたい暮らし、世界観 | 使っている人、使いそうな人 | ブランドサイト、SNS、店頭のモニター |
| 社内向け(インナーブランディング) | 理念や行動の指針を、社員が同じ言葉で話せるようにする | 社員、グループ会社、販売代理店 | 全社会議、期初のキックオフ、研修、社内ポータル |
| 採用向け(採用ブランディング) | どんな考えの人と働きたいか、この仕事をする意味 | 求職者、学生 | 採用サイト、会社説明会、SNS |
| 節目(周年、理念の刷新、新しいロゴ) | これまでの歩みと、新しい言葉やロゴに込めた意味 | 社員、顧客、地域の人 | 記念式典、特設サイト、発表の場 |
企業が自社の公式チャンネルで公開しているブランディング動画から、伝え方の違う3本を紹介します(公開日と長さはYouTubeの表示です)。
東邦ガスグループ「イメージムービー」(東邦ガス株式会社、2025年3月公開、2分19秒)は、同じ月に公表した「わたしたちの思い」とコミュニケーションフレーズ「未来の、まんなかへ」に込めた企業像を表現した動画です。 夜明けの街、ガス灯、設備を点検する社員、家庭の暮らしの場面に続いて、「心が満たされる地域」「活力にあふれる地域」といった目指す地域の姿を画面の言葉で示し、「このまちからつくる」の一文とロゴで締めています。 理念を新しくした節目に、企業全体の考え方を伝える例です。
セールスフォース・ジャパン「テクノロジーと信頼『すべての人のために』」(2021年10月公開、2分7秒)には、製品の画面が出てきません。 さまざまな人を一人ずつ映しながら、「見え方 聞こえ方 情報の受け取り方も 同じ人はいません」と字幕で語りかけ、すべての人を尊重するテクノロジーを一緒につくろうと呼びかけて終わります。 サービスの機能ではなく、会社の考え方だけを伝える例です。
macaroni「毎日をもっとおいしく」オフィシャル ブランドムービー(2018年2月公開、1分32秒)は、友人との食事、家での料理、親子のお菓子作りという3つの暮らしの場面を重ね、最後に「#毎日をもっとおいしく」の言葉とロゴを出します。 サービスが届けたい毎日の姿を、説明ではなく場面で伝える例です。
期待できる効果と、効果の確かめ方
ブランディング動画に期待できるのは、主に次の4つです。 どれも動画1本で必ず得られるものではなく、ほかの発信や日々の仕事と合わさって現れます。
- 考え方や雰囲気が印象に残る:場面、音、言葉を一度に受け取れるので、文章や写真だけより、会社の空気が伝わりやすくなります。
- 価格や機能のほかに、選ぶ理由ができる:似た商品やサービスが並んだときに、考え方に共感した人が選ぶきっかけになります。
- 社内で同じ言葉を使えるようになる:同じ映像を全員が見ることで、理念を自分の仕事に置き換えて話す土台ができます。
- 接点ごとの発信がそろう:採用、営業、展示会で同じ動画を使うと、どこで出会っても同じ印象を受け取ってもらえます。
一方で、ブランディング動画の効果は、公開した翌日の問い合わせ数のような形では現れにくく、時間をかけて少しずつ現れます。 そのため、何が変われば効果があったと判断するかを、作る前に決めておきます。
| 目的 | 見る指標の例 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 印象を残す・知ってもらう | 最後まで見た人の割合、どこで見るのをやめたか、社名やブランド名での検索の増減 | 動画を置いた媒体の分析画面、Google Search Console |
| 社内に浸透させる | 動画を見た社員の割合、理念を自分の言葉で説明できる人の割合 | 視聴の記録、公開前後の社内アンケート |
| 採用につなげる | 面接で動画に触れた応募者の数、応募者の考え方が会社の考え方と合っているか | 面接での聞き取り、選考担当の記録 |
| 取引につなげる | 商談で動画を見せた後の反応、問い合わせの内容の変化 | 営業の記録 |
公開前の数字を記録しておくと、公開後との比較ができます。 一度に大きな変化を期待するより、数か月単位で変化を見ていきます。
ブランディング動画の作り方の流れ
ブランディング動画は、映像を撮る前の「言葉にする」工程で出来の大半が決まります。 全体の流れは次の7つです。
| 工程 | 決めること | 書き出すもの | 確認する人 |
|---|---|---|---|
| 1. ブランドの軸を言葉にする | 誰のために、何を、なぜしている会社か。何を約束するか | 軸の5つの文 | 経営者・決裁者 |
| 2. 見せる相手と場面を決める | 最初に届けたい相手を一人、見る場面を一つ | 相手と場面の一文 | 担当部署 |
| 3. 一言を決める | 見終わった人に残したい一文 | 一言と、それを支える場面の候補 | 経営者・決裁者 |
| 4. 構成の型と長さを決める | 話の運び、長さ、画面の向き | 構成表(場面ごとの秒数・言葉・映像) | 担当者 |
| 5. 表現とトーンを決める | 映像の種類、色、音楽、声、文字 | 使うもの・使わないものの決まり | 担当者、デザインの担当 |
| 6. 台本を書いて作る | ナレーションと画面の言葉、使う素材 | 台本、素材の一覧、初稿 | 関係する部署 |
| 7. 確かめて公開し、効果を見る | 公開先、版の作り分け、見る指標 | 確認表、指標と見る時期 | 経営者・決裁者、担当者 |
社内の合意は、映像ができてからではなく、1と3の段階でとっておきます。 軸と一言が決まらないまま作り始めると、初稿を見た決裁者から「イメージと違う」と差し戻されて、作り直しになりやすいからです。 部署ごとの要望が分かれたときは、1本に全部を詰め込まず、中心を一つに決めて、ほかの要望は短い版や別の動画で扱います。
外注する場合も、1〜3は社内で書き出してから制作会社に渡すと、企画の打ち合わせで認識がずれにくくなります。
企画の中身:ブランドの軸・一言・構成・表現
ここからは、作り方の流れのうち、1〜5の工程で何をどう書くかを説明します。
ブランドの軸を5つの文にする
ブランドの軸は、次の5つの問いに一文ずつ答えて書き出します。
| 問い | 書くこと |
|---|---|
| 誰のために | 一番届けたい相手と、その人の毎日 |
| 何をしている会社か | 事業を、相手にとっての意味で書く |
| なぜ | その仕事をしている理由、始まったきっかけ |
| 約束 | 相手に約束すること、どんなときも譲らないこと |
| 残したい印象 | 見た人に思い浮かべてほしい言葉と、避けたい印象 |
書くときは、単語ではなく、場面が浮かぶ文にします。 たとえばパン屋が「こだわり」と書いても、何を映せばよいかは決まりません。 「毎朝4時から、その日に売る分だけを焼く」と書けば、暗いうちに灯る厨房の明かりや、焼き上がりを並べる手元が、映すべき場面として見えてきます。 「挑戦」「信頼」「地域密着」のような言葉が出てきたら、「それは、いつ、誰が、何をしている場面か」と問い直してみてください。
一言にしぼる
5つの文から、見終わった人が覚えて言い直せる一文を決めます。 多くの場合、「なぜ」か「約束」の文を短くしたものになり、動画の最後に画面に出す言葉(タグライン)としても使えます。 会社にすでにスローガンや理念の言葉があれば、それを一言にして、動画ではその言葉の意味を場面で見せるのが自然です。
一言が決まると、構成のどの場面も、その一言を支えているかどうかで残すか外すかを判断できます。 見栄えのよい場面でも、一言とつながらなければ外します。
構成の型と長さを選ぶ
ブランディング動画でよく使われる話の運びは、次の4つです。
| 型 | 話の運び | 向いている種類 | 長さの目安 | 必要な素材 |
|---|---|---|---|---|
| これまで→今→これから | 始まりの思いや歴史、今の仕事、目指す姿の順に進み、一言で締める | 企業全体、周年、理念の刷新 | 1分30秒〜3分 | 昔の写真、今の現場、これからを表す場面 |
| 気づき→想い→約束 | 見る人がうなずける問いや気づきから入り、会社の考えと約束を示して一言で締める | 企業全体、社会への姿勢 | 1〜2分 | 人の表情、象徴になる場面 |
| 場面を重ねて一言 | 届けたい暮らしの場面をいくつか重ね、最後に一言とロゴを出す | 商品・サービス、SNS | 30秒〜1分30秒 | 使う人の場面 |
| 人の言葉で語る | 社員や顧客が自分の言葉で想いを語り、重なる言葉を一言にする | 社内向け、採用向け | 2〜4分 | インタビューの映像 |
前の章で紹介した3本は、東邦ガスグループが「これまで→今→これから」、セールスフォース・ジャパンが「気づき→想い→約束」、macaroniが「場面を重ねて一言」の型に近い運び方です。
長さは置き場所で決めます。 SNSで流れてくる動画は最初の数秒で見るかどうかが決まるため短くまとめ、式典や社内の会議で流す動画は、最後まで見てもらいやすいので、ある程度長くしてもかまいません。 本編を一つ作り、そこから短い版や縦型の版を作り分けると、置き場所ごとに一から作らずに済みます。
表現とトーンを決める
同じ一言でも、映像の種類、色、音楽、声、文字の選び方で、受け取られ方は大きく変わります。 次の項目ごとに、「使うもの」と「使わないもの」を決めておきます。
- 映像の種類:撮影した現場や人の映像、写真、イラスト、文字が中心の画面のどれを使うか。
- 色:ロゴや会社サイトの色と合わせるか。明るさや彩度をどうそろえるか。
- 音楽:テンポと楽器。静かなピアノと明るいアップテンポでは、同じ映像でも印象が変わります。
- 声:ナレーションを入れるか、字幕と音楽だけにするか。入れるなら、声の高さと話す速さ。
- 文字:書体と量。一つの画面に出す言葉は一文までにすると、読み切れます。
ここで決めたことは、ほかの発信物(会社サイト、パンフレット、SNSの投稿)ともそろえます。 動画だけ違うトーンになると、受け取る側の印象が一つにまとまりません。
台本を書く
台本は、場面ごとに「映すもの」「画面の言葉」「ナレーション」を並べた表で書きます。 ナレーションは短い文にし、一つの場面で一つのことだけを言います。 画面の言葉とナレーションを同じにするか変えるかも、ここで決めます。 場面表の書式と記入例は動画の構成案テンプレートで紹介しています。
作例:ブランドの軸から完成動画まで
ここまでの手順を、架空の物流会社「ことづて運輸」を題材に通してみます。 映像の人物や町、トラック、ロゴは、画像生成と動画生成で作ったものです。
ブランドの軸と一言
ことづて運輸のブランドの軸を、5つの問いに当てはめると次のようになります。
| 問い | ことづて運輸の場合 |
|---|---|
| 誰のために | この町で暮らす人と、町のスーパー、薬局、工場、山あいの一軒家 |
| 何をしている会社か | 町の荷物を、毎朝早くから一つずつ届けている |
| なぜ | 箱の中には、誰かの暮らしと想いが入っているから |
| 約束 | 雪の日も、台風が過ぎた朝も、この町の道を走り続けて、確かに届ける |
| 残したい印象 | 毎日欠かさず届けてくれる、誠実で温かい会社 |
一言は「誰かから、誰かへの、ことづて。」です。 社名の「ことづて(言伝)」は、人に頼んで伝えてもらう言葉のことです。 「荷物は誰かの想いを運ぶ伝言だ」という「なぜ」の文を、社名に重ねて短くしました。 動画の最後のロゴには、約束の文を縮めた「想いを、確かに届ける。」を添えています。
構成と表現
構成は、前半で配達の一日の場面を重ね、途中の一言で見方を変えてから、想いと約束を伝える運び方です。 前の章の型でいえば、「場面を重ねて」から「気づき→想い→約束」へつなげた形です。
| 時間 | 区間 | 映すもの | 言葉(抜粋) | ねらい |
|---|---|---|---|---|
| 0:00〜0:09 | 夜明け前 | 黒地の「4:00 AM」、眠る町、倉庫で点くトラックのライト | 町が、まだ眠っているころ。私たちの一日は、始まります。 | ゆっくり始め、毎日の始まりを見せる |
| 0:09〜0:16 | 準備 | 荷物の読み取り、タイヤ、ミラー、運転席 | いつもの準備を、いつも通りに。 | 短いカットで、毎日の確かさを見せる |
| 0:16〜0:33 | 町へ | 時刻とともに、スーパー、薬局、工場、山あいの一軒家へ届ける場面 | 山あいの一軒家には、遠くに住む孫からの、誕生日プレゼントを。 | 場面を重ねて、届け先と一日の流れを見せる |
| 0:33〜0:39 | 気づき | 黒地に文字だけ | 私たちが運んでいるのは、荷物だけでは、ありません。 | 音を止めて、ここから見方を変える |
| 0:39〜0:50 | 想い | 届いた先の朝ごはん、薬、贈り物 | 箱の中には、誰かの想いが入っている。 | 前半で運んだ物を、受け取った側の暮らしで見せ直す |
| 0:50〜0:56 | 約束 | 雪道、雨上がりの道、走るトラック | だから、雪の日も。台風が過ぎた朝も。 | どんな日も届けるという約束を見せる |
| 0:56〜1:02 | 人 | 荷物を受け取って笑う店主、運転席のドライバー | 顔なじみの「いつもありがとう」が、私たちの、いちばんの燃料です。 | 届ける人の顔を見せる |
| 1:02〜1:15 | 結び | 日の出の町、ドライバーの後ろ姿、ロゴ | 誰かから、誰かへの、ことづて。明日も、午前四時から。 | 一言で社名の意味を伝え、冒頭の時刻に戻って締める |
表現は、時間の流れに合わせて色を変えています。 夜明け前の青、朝と昼の自然な光、気づきの場面の黒、届いた先の暖かい室内、雪の白、最後の日の出の金色の順です。 紺と琥珀の2色をブランドの色に決めてロゴとトラックの車体に使い、大きく見せる言葉は明朝体、ナレーションの字幕はゴシック体で画面の下に出しています。
ことづて運輸 ブランドムービー
地域の物流を支える会社が、仕事に込めた想いを伝えるブランディング動画にしてください。ある一日の配達を時刻で追い、見方を変える一言をはさんでから、想いと約束を伝えて、社名の意味で締めてください。
NoLangで自社のブランディング動画を作る
作例の動画は、構成と見せ方を自社の動画に使えるテンプレートとして登録しています。 自社のブランディング動画にするときは、次の順に進めます。
テンプレートをお手本にして、軸と一言を書く
作例の「このテンプレートで作る」を押すと、NoLangのホームで作例の動画が開き、お手本にセットされます。 入力欄の上に作例の題と「参照動画」が表示されるので、その下の入力欄に、自社の一言と、届けたい相手、映したい場面を書きます。 ブランドの軸の5つの文をすべて書く必要はなく、一言と、軸のうち動画の中心にしたい文を書きます。
入力する文の例:
地元の果物で焼き菓子を作る洋菓子店のブランディング動画にしてください。
一言は「この町の季節を、ひと口に。」です。朝の仕込みから始めて、店に来るお客様の笑顔で締めてください。
自社のロゴや店の写真、撮影した映像がある場合は、入力欄の左下の「+」(追加設定・添付)から「ファイルをアップロード」を選んで添付します。 画像はJPEG・PNG・GIF・WebP・HEIC、映像はMP4・MOV・WebMを添付できます。 書き終えたら、右下の矢印のボタン(動画を生成)を押します。
できた動画を、編集画面で直す
生成された動画は、編集画面で言葉と素材を直せます。 画面の中央の「読み上げ台本」には、ナレーションの文が場面ごとに並び、選んだ文を書き直せます。 右のタイムラインには、場面ごとの画像・動画、テキスト、BGM、効果音が並んでいて、差し替えたい画像や直したい文字を選べます。
直すときは、ブランドの軸と一言に照らして、合わない言葉や場面がないかを見ます。 一言を書き換えたら、最後の場面の大きな文字と、ナレーションの文の両方を直します。
公開前に確かめることと、短い版への作り分け
公開する前に、次の点を確かめます。
| 確かめること | 見るところ |
|---|---|
| 軸と一言に合っているか | 一言とつながらない場面や言葉が残っていないか |
| 映っている人の同意 | 社員や顧客が映る場合、どこで、いつまで使うかの同意をとったか |
| 音楽と素材の権利 | 音楽、写真、映像を、公開する場所と期間で使ってよいか |
| 字幕と表記 | 誤字、社名や商品名の表記。音を出さずに見ても伝わるか |
| 置き場所に合う形 | 画面の向き(横・縦・正方形)と長さが、置く場所に合っているか |
音楽、写真、人物を動画に使うときの注意点は動画の著作権で確かめられます。
公開した後も、ブランディング動画は長く使えます。 本編から15〜30秒の短い版を作って広告やSNSに使ったり、縦型の版を作ってショート動画に流したりできます。 縦型の短い動画の作り方はYouTubeショート動画の作り方を参考にしてください。
会社でブランディング動画を作り続けるなら、広報やマーケティングの担当者がNoLangを使って社内で作る方法もあります。 作例のようなテンプレートをもとに、自社の言葉とロゴで本編を作り、画面の向き(横型・縦型・正方形など)の設定を変えて、置き場所ごとの版を作り分けられます。 会社での使い方はお問い合わせから相談できます。
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